空気もリンと、澄んでいるような気がします。
永平寺は、今から約760年前の、1244年、道元禅師によって開かれた、座禅修行の道場です。
今でも道場なので、修行していらっしゃるお坊さんがたくさんいます。
道元禅師は、14歳の時に比叡山で出家し、24歳の春中国に渡り、天童山の如浄禅師について激しい修行をされて、お釈迦さまから伝わった「座禅」という正しい仏の教えを受け継がれて日本に帰ってきました。
はじめは京都に道場を作りましたが、後に越前の国に移り、永平寺を開かれました。
これらの建物は、伽藍といい、僧侶が修業をする正常な場という意味があります。
この中でも七つのお堂は、「七堂伽藍」と呼ばれて、日常の修業に欠かせない建物です。
永平寺山門の四天王です。
こちらの顔も、良く見ると「あ・うん」になっています。
おまけに、ウエストにあるベルトのバックルのような模様も、「あ・うん」ってなっています。

なんて御茶目な四天王なんでしょう。

中は、本当に綺麗です。
7月の終わりに行ったので、緑が鮮やかです。
秋には紅葉が、冬には雪が綺麗なのでしょうね。
四季折々の綺麗な衣装をまとう永平寺ですが、やはり、実際に修業をされているということもあり、私たちの気持ちも引き締まります。
寝ることも、食事をすることも、トイレに行くことも・・・
人生はすべて修業なのだそうです。
ひと時でもそんな気持ちに触れて、一日を大切に、日々精進に出来たらいいなあ・・・って、思うのですが。
三日坊主な私です。
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ラベル:永平寺