2013年02月12日

そうだったのか!池上彰の学べるニュース 緊急解説3時間スペシャル

日本の選択 あなたはどちらを選びますか? 先送りできない日本 2

日本の選択 あなたはどちらを選びますか? 先送りできない日本 2

アベノミクスとは、安倍総理+エコノミクス(経済学)ということです。
もともと・・・ミクストは、レーガノミクス・・・レーガン時代に減税の一方で、ソ連に勝つために国防費を増やし財政赤字が拡大したこと、これをからかって、マスコミが名付けたものです。

アベノミクスは、三本の矢
@財政出動
A金融緩和
B成長戦略
のことです。

経済は・・・政府と会社、家庭の間でお金が回って成り立っています。
このお金の流れを早くしようというのがアベノミクスです。
“お金は天下の周りもの”=景気が良いということなのです。
どんどんとお金を使うので、たくさんものを売ることが出来ます。
国民にお金を使ってもらおうということなのですが・・・

@財政出動とは???
財政とは、政府が使うお金のことです=政府がお金を使いましょう。
その額、緊急財政対策10.3兆円。
このお金のうち5.2兆円を公共事業(道路・橋など)に使います。
公共事業で景気を良くするのです。
その財源は・・・国債の発行なのです。

日本は借金大国なのに???
景気が良くなる→給料が増える→税収UPとなれば、それで借金が返すことが出来るという考え方です。
民主党政権は、借金を増やさないために公共事業を減らしてきました。
しかし、安倍総理は逆の考えのようです。


A金融緩和
日銀がお金を出して銀行へ・・・
銀行から会社や個人へ・・・お金を借りやすくするためのものです。
=経済の活性化につながるとのことですが・・・
日本銀行は、物価が2%上がるまで、無期限に金融緩和を続けると発表しました。

これは世界中で大注目です。

安倍総理のシナリオは・・・?
銀行は、銀行同士でお金の貸し借りをしています。
これをコール市場と言います。
ここでお金が多いと金利は下がり、お金が少ないと金利が上がります。
つまり、コール市場にお金がいくらあるか・・・その量で金利が決まるのです。
日銀は、お金の量を増やすことで、金利を下げようとしています。
これが金融緩和なのです。

しかし、日銀は今まででも金融緩和を実行してきていました。
そこで、物価上昇目標2%・・・2%というのが、これまでにない政策なのです。
今まで日銀は、1%UPとしていました。
来年度の物価上昇率は予想として0.9%なので、これではすぐに終わってしまいます。
2%となると、金融緩和を続けてくれるのでは???と、思うのでは?という予測です。
ちなみにバブルの頃でも、物価上昇率は2〜3%でした。
2%はあくまで平均値、物価が2%も上がるということはあまりありません。
「今のうちに買っておく?」
デフレ気分からインフレ気分に!!ということなのです。

そして・・・金融緩和をすると、円安になりやすいということです。
安倍総理が総理大臣になった去年の12月、1ドル80円台だったのが、現在では1ドル90円以上になってきています。
そうなると、輸出企業の利益が上昇します。
1円の円安で、自動車会社1社で数十億〜数百億も得になると言われています。

しかし、円安は、輸入産業にとっては損です。
石油・天然ガス・洋服など、輸入に頼っている産業は厳しくなります。
では、1ドル何円が理想的なのでしょう???
95円ぐらいが日本経済には適切という人が多いと言います。

インフレターゲットをやった国は今までにもたくさんありますが、デフレからインフレの物価目標は世界初のことです。
上手くいけば、世界の見本となりますが・・・どうなっていくのでしょうか?


B成長戦略
これが、一番大切です。
新しい産業を生み出すということなのですが・・・
産業競争力会議で、将来有望な産業を政府が投資して育てようというのです。
iPS細胞などがありますが・・・難しいのが現状です。


「動いていないお金を動かしましょう」
ということで・・・高齢者では約1000兆円、会社では200兆円ということになります。
このために・・・減税を考えました。
社員の給料を総額1000万円増やしたら・・・本来の税金から1割引いてくれます。
会社の交際費・・・これまで年間・上限600万円の9割でしたが、これからは800万円までに。
研究開発費・・・これまで法人税額の2割だったのが3割に・・・。

高齢者には・・・
孫一人当たり最大1500万円の教育資金の贈与税がかからなくなり、まとめて贈与可能となりました。しかし、使い道は教育資金に限ります。
今なら・・・1500万円に対して、470万円の贈与税がかかるのです。

お金を回るように使う・・・これが、最良のシナリオなのですが・・・

最悪のシナリオは・・・???

日本の借金は大台に乗りそうです。
1000兆円以上に!!
その場合、景気が良くなると需要と供給の関係で金利が上がります。
最悪の場合、急激な金利上昇がおきることがあります。
いったん金利が上昇すると、コントロールしにくくなるのですが・・・

現在国債の長期金利は約0.7%です。
万が一6%にでもなったら・・・???
1000兆円の金利は、1年の利払いで60兆円にもなります。
2013年度の政府予算案は、92兆6115億円です。。。
払えません・・・。
ギリシャのようになってしまう可能性が・・・???
実際には、2〜3%の金利上昇が懸念されています。

景気が良くなって、会社が儲かっても、物価が上がっても・・・給料が上がらないこともあります。
それが最悪のシナリオなのです。

このアベノミクスの結果は・・・夏前までに景気が良くなったか・・・7月の参議院選までに出るかも???
夏のボーナスでアベノミクスの効果が解るのかもしれません。

先送りできない日本 “第二の焼け跡”からの再出発

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posted by ちゃーちゃん at 07:52| Comment(0) | 池上彰 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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