
新島八重と幕末 会津に咲いた八重の桜
覚馬は、無期限の禁足でしたが・・・
安政五年。
西郷頼母は、容保に働きかけています。

「ごめんなんしょ。殿!
ご無礼の段、ご容赦下されますよう、 申し上げまする。
通商条約調印の件、不首尾となれば、あるいはメリケンと一戦交える仕儀となるやに聞き及びまする。
かがる折に山本覚馬が兵制改革を献策したるは、武人として正しき振る舞い、
禁足など一刻も早ぐお解きになられますようお願い申し上げ・・・まする。」
止めに入る他の者を制して殿はお聞きになってくれるようです。
一方、江戸では・・・紀州派(井伊直弼)と一橋派(水戸斉彬)の戦いが・・・
井伊は、通商条約の締結のためには、紀州藩の慶福様に、将軍になってほしいようです。
ああ・・・榎木孝明さん、やっぱりどう見ても、柳沢吉保

八重の家に林権助がやってきました。
内々の話のようです。
覚馬の禁足が解け・・・西洋砲術指南役・蘭学所教授に復職できるようです。
軍事取調役・大砲頭取にも任じられるそうです。
西郷頼母が訴えてくれたことによるものでした。
軍事の改革に着手することになる覚馬。
無鉄砲なところを治すのにも、縁談が良いと勧められています


そして、権助に洋式銃の腕を見せる八重。
鉄砲の良さを披露しています。
ここで権助に川崎尚之助を紹介、教授方に任命してもらいます。

って、尚之助・・・仕官できなかったんじゃあ・・・

兵制改革を進め、嫁とりも進め・・・順風満帆な感じ

出仕し、頼母から忠義に励むように、万が一の時の為に鍛錬し、教授するように命じられます。
それから間もなく、うらが嫁いできました。
で・・・話していますよ。
やっぱり尚之助は仕官できなかったようです。。。
経緯、もっと書いて欲しかったのに何で???
その頃、勝海舟と島津斉昭が会談中。
斉昭はやっぱり国政に参加したいようです

そして、西郷隆盛と会わせたいという斉昭。
そんな西郷は、公家のお相手をしています。みんな、将軍を誰にするかで画策しています。
あ・・・このドラマの慶喜さん、将軍になることに積極的です。

あんまり、イメージないですね。いつも、将軍職から逃げ回っていたイメージが・・・

そんな中、井伊直弼が大老に就任

6月19日に幕府は、日米修好通商条約の締結に踏み切ります。
慶喜が怒っております!!

おまけに・・・帝の勅許を得ずに結ばれた条約と、御三家が押し掛け登城する騒ぎになりました。
「ところで、本日は御三家のご登城日ではござりませぬぞ。
押しかけ登城は御法度である事、よもやお忘れではござりますまい。」
条約締結問題とお世継ぎ問題・・・揺れに揺れています。。。

しかし、御三家相手に・・・
「さしたるお話ではございませんでしたな」
井伊は、やんわりとかわすのでした。
翌日、後継者は慶福となり、斉昭は謹慎、春嶽は隠居謹慎、慶喜は登城停止に・・・。
一橋派は、政治の表舞台から去ったのでした。
そんな中、容保は井伊の元を訪れました。
井伊「物事の筋目は通さねばなりませぬ。
ご家門であろうと法に背けば処分も受ける。
その秩序が国を治めるのです。」
容保「なれど・・・厳しく出れば敵を作るばかり。
勅許を受けず条約に調印した事不敬と難じる者もいる折にございます」
しかし、井伊は・・・
「そもそも鎖国などは、幕府が定めた措法にござる
天下の政は幕府が執り行うものと、朝廷よりご一任頂いておるのですぞ。
臨機応変の判断を誤り国を滅ぼしては、かえって不忠となり申す。」
無断調印の咎めは我が身一心に背負えば済む事。。。
容保「それでは、掃部守様の御身が危のうござります。」
井伊「宗観院殿柳暁覚翁大居士と授かりました。
わが戒名にござる
命を捨てる覚悟なくては国事には当たれませぬ。」
と、笑っています。
そう、謀殺されると解っていて、あの日登城したんですよね。井伊さん。
容保様は井伊の覚悟を聞いて・・・何も言えずに退出しました。
帰り道、空を見上げるとそこには大きな妖霊星が・・・。
え???島津斉昭って、自分の釣った鯖食べて死んだんじゃ・・・
時代は・・・安政の大獄の幕が切って落とされました。

そう、吉田松陰ももうすぐ・・・

と、思っていたら、捕まったそうですよ。
次はどうなるのでしょうか???
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幕末動乱 NHK大河ドラマ「八重の桜」の背景
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