2012年11月02日

知られざる裁判官のお仕事

法廷を舞台に、数々のドラマ作品・・・「赤かぶ検事奮戦記」「京都地検の女」「HERO]・・・は、検察官。
あるいは、弱者の為に戦う弁護士ドラマ・・・。

砲手の中心に居ながらスポットライトの当たらない・・・それは、裁判官です。
そんな裁判官の仕事は謎だらけ???

テレビのニュース映像では、法服を着ているのが解ります。
これは、どんな色にも染まらない=”黒い服”だからなのです。

彼らは、憲法と法律以外に影響されず、自らの意思で公平な判断を下します。
正義を貫くために、あらゆるものから影響を受けない孤高の職業なのです。

日本にいる裁判官は約2800名。弁護士約30,000名・・・とても少なく、司法試験に合格するだけではなく、1年間の司法修習生を経験した成績・人格優秀者のうち5%がなれるのです。

エリート中のエリートなのです。

その収入は・・・公務員なので、一般に公開されています。
年功序列で、初任給は227,000円です。
左陪席で経験を積んで、頑張れば5年ほどで右陪席に。
判事補から判事となります。
判事3号までくると、裁判長になれるのです。

ただ・・・4号から3号になるためには、年功序列ではなく・・・
一生裁判長になれない人もいます。

裁判所の種類は、最高裁判所・高等裁判所・家庭裁判所・地方裁判所・簡易裁判所の5つに分かれています。

簡易裁判所・・・請求金額が、140万円以下の事件
        例:交通違反による略式裁判
家庭裁判所・・・家庭に関する事件や調停
        例:少年審判・離婚訴訟
地方裁判所・・・一般の民事・刑事事件など
        例:殺人・強盗・損害賠償
そして、これらの裁判の判決に不服があった場合、高等裁判所⇒最高裁判所へ申し立てることができます。

裁判官は、3年間ごとに異動があります。
そして、次回の異動まで同じメンバーで裁判を行います。
人事異動の度に、全ての資料に目を通し、途中の裁判も引き継ぎます。

裁判官は、当事者などに買収されるのを避けるため、外食してはいけない・・・という噂もありますが、そんなルールはありません。
毎月、成績表が配られます。新しく受けた裁判より判決を下した裁判の方が多いと黒字、少ないと赤字となります。
転勤の多い裁判官は、ほとんど宿舎に住んでいます。
家に帰った後も・・・仕事をする人が多いそうです。

開廷日には、法服で身を包み、関係者に合わないように専用の裁判官通路で法廷へ・・・
進行役は、裁判長。MC能力が問われます。
その時、右陪席・左陪席は、被告人や証人の表情をチェック、証言内容と証拠の違いを確認します。
そして、感情に流されずに適正に判断します。

一つの裁判が終わると、次の裁判の準備に10分・・・
多い時は、1日10件の裁判を行います。

5時には閉廷。。。
しかし、残業は日常茶飯事、疑問となる点を解決して次回公判に備えます。
3人で話し合って量刑を決定しますが、基本は意見が一致するまで議論します。
どうしても意見が一致しない時は、多数決になります。

人を裁くことは一体どういことなのか???
罪の重さとその償い・・・その疑問を抱えながら、日々判決を下しています。

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posted by ちゃーちゃん at 14:14| Comment(0) | ビーバップ・ハイヒール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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