2012年10月29日

“最後の砦”デジタルカメラの未来は???

ドイツのケルンで開かれたイベント。
2年に一度開かれるカメラ見本市です。“フォトキナ”です。
古くから、カメラ産業が盛んなドイツ、ライカも新機種を発売しました。
しかし、そこは、日本メーカーの独壇場です。

進化するデジタルカメラ
ブースにも人だかりが殺到しています。

ニコンは、高級一眼レフカメラ“ニコンD600”を発表。
キャノンは軽量化を極めた一眼レフカメラ“キャノンEOS6D”を発表。

ソニーの目玉は、ミラーレス一眼“ソニーNEX6”。世界最小・最軽量です。
そこには、ビデオカメラで培った技術がありました。
1989年に登場したハンディカムCCD-TR55は、最軽量ビデオカメラとして大ヒットしました。
1996年には、サイバーショット1号機でカメラに参入。
デジタルカメラでも、2002年手のひらサイズのサイバーショットを発売し、最軽量です。
2006年、コニカミノルタからカメラ事業の譲渡を受け、その技術を得たことで、コンパクトから一眼レフまでフルラインナップを実現しました。

そして、テレビ事業が不振なことから、デジタルイメージング(デジタルカメラ)事業に重点を置くようになりました。


ドイツでは、カメラはカメラ専門店で買います。
各メーカーの商品が揃っています。

市場調査では・・・
ソニーのミラーレスが好評のようです。
ソニードイツの国内シェアは、ミラーレスカメラが27%で2位です。
しかし、最近サムスンが参入!!
薄型テレビのサムスンが、デジタルカメラにまで出てきました。
新たなライバルの登場です。

しかし、長いカメラの歴史は、ドイツと日本・・・。
負けられません。

世界のデジタルカメラのシェアは・・・
一位    キャノン
二位    ソニー
三位    ニコン
四位    サムスン
五位    富士フィルム
です。

サムスンと聞くと、悪夢が蘇ってしまいますが・・・。
サムスンは、たたき売りが信条です。
明らかに日本のテレビを叩き落とすといった作戦だったのです。


デジタルカメラに参入するサムスンの野望は・・・
サムスンの発表した“GALAXY Camera”。
このカメラは、スマートフォンの機能が搭載されています。
液晶画面はまるでスマートフォンです。
特筆するのは、通信機能、Wi-Fi・携帯電話回線の通信機能があることです。
さらに、遠隔操作も可能。
21倍工学ズームレンズを搭載しています。
まさに、コンパクトカメラとスマホのいいところ取りです。

サムスンのデジカメ戦略とは???
いま力を入れているのは、デジタルカメラ・ノートPC・コピー機です。
世界で5,6番目の商品群を、世界トップシェアに引き上げることなのです。
3年〜5年以内にトップを目指すことです。

そんな中ソニーは、世界最軽量にこだわります。
この秋に出すのは、究極のサイバーショット。
大きな高級一眼レフに入っているCMOSイメージセンサーをコンパクトに組み込もうとしています。
ソニーが発表したのは、“RX1”。
35oイメージセンサーを搭載した世界初のコンパクトデジカメです。
コンパクトでありながら、一眼レフなのです。
11月の発売予定で25万円です。
あえて高く作ってあります。
サムスンによって市場が壊れたときに、残るように新しい市場を開拓しようとしているのです。

成長が著しい新興国・インドでは・・・

インドではいま、空前のカメラブームです。
ムンバイでは・・・新手の商売が人気です。
それは、記念写真の撮影です。自称カメラマンが撮影してくれます。
インド門周辺では、300人の自称カメラマンがいるそうです。

テレビや冷蔵庫はサムスンですが、車とカメラは日本が一番と思ってくれています。
そんなインドでシェア1位は、ニコン。

2位はキャノン。一眼レフは2強でシェア92%と、ほとんど独占状態です。
コンパクトカメラは・・・
1位  ソニー・・・27%
2位  ニコン・・・24%
3位  キャノン・・15%
サムスンは、まだ進出していません。

地道な営業戦略として
@ニコンスクール・・・写真教室を開きます。
Aディスプレイ・・・・日本式に、手に取ってみることが出来ます。
           これは、インドでは殆どしないそうです。
           盗まれるからです。
Bどぶ板営業・・・・・1件1件回って営業します。


インドで一番の書き入れ時は“ガネーシャ祭り”です。
みんな、カメラで祭りの様子を撮っています。
ニコンのカメラも飛ぶように売れていきます。
ニコンインディアは、前年同月比20%の売り上げ増加となりました。
日本メーカーの独走は、まだまだ続いています。


アジアでは、衣食住意外にお金を使える人が増えてきたので、大きな市場となることは間違いありません。

財部さんは・・・
「韓国・中国は、未来永劫追いつけない」
と言っています。デジタル一眼は、精密機械そのもので、研ぎ澄まされた日本の技術の集積です。
サムスンは、絶対来ないと言い切ります。
アナログからデジタルまでの複合技術・・・これは、なかなか追いつけるものではありません。
ニコンの交換レンズは、81種類にも上ります。
緻密な計算と高度な技術によって作られています。
そこには、職人の磨きの技術が欠かせません。
超望遠レンズは、20枚ものレンズが入っています。

デジタルカメラの“インテル”・・・。
殆どのデジタルカメラには、ソニーのイメージセンサーが入っています。
コンデジで64%、デジタル一眼では30%です。
心臓部をソニーが持っている!!
ソニーは、カメラ界のインテルになり得るのです。

フィルムからデジタルに・・・必死で走り続けてきたカメラ業界。
その技術は、確かなものです。


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posted by ちゃーちゃん at 07:59| Comment(0) | 未来世紀ジパング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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