悪化する日韓関係・原因は大統領の竹島上陸から始まりました。
国のトップが島に上陸したということは、国際的な主張をしたということ・・・
これに対し、日本もオランダにある国際司法裁判所に提訴しました。
では、日韓関係が悪化することがわかっていて、どうして竹島に上陸したのでしょうか???
それは人気取り???
1905年に竹島を日本の領土に編入しました。
しかし、韓国が支配するようになります。
それは李承晩ラインを引いたことによるものでした。
日本人が竹島に近づこうとすると、発砲される事件が起こり・・・それ以降、韓国に実効支配されています。
この李承晩ラインは、韓国側の漁業の範囲を決めつけたものです。
韓国が攻撃する権利はないのですが・・・
この1905年は、第二次日韓協約で日本が韓国を保護国とした年です。
1910年には、日韓併合され、日本が大韓帝国を植民地にしました。
つまり、竹島は取られてしまった。ということなのです。
1951年に、韓国は連合国に
「竹島は韓国のモノ」と認めるように要求しましたが・・・
「竹島が韓国のモノになったことは一度もない」
と、要求を拒否されます。
その後韓国は、一方的に李承晩ラインを引き、日本の漁船を拿捕し、射殺するなど攻撃をするようになりました。
その後支配・・・。
1965年に日韓基本条約が結ばれましたが、その時に当時の韓国大統領は・・・
「いっそ竹島を爆破してしまいたい・・・」と言ったとか。
つまり、この時すでに、この竹島でもめているから日本と韓国が仲良くできないと認識していたようです。
当時、高度成長真っ只中の日本。
韓国は、経済協力を得るために李承晩ラインの廃止を決定します。
日本も近隣諸国との関係をよくするために棚上げされ、国交が結ばれたのですが・・・
しかし、韓国は実効支配をやめません。
韓国が実効支配をし、日本は毎年講義をする・・・これでずっと来ていたのです。
なのに、長年の通例を無視して李明博大統領が上陸してしまいました。
国際司法裁判所に訴えた日本でしたが・・・
韓国側に拒否されてしまいました。
そこで、単独提訴に踏み切った日本。強硬手段に訴えようとしています。
しかし、韓国が出てこないので、裁判にはなりませんが・・・
拒否の理由を説明しなければならない韓国。
「竹島は日本の領土」とアピールできるのです。
韓国が裁判に訴えないのは・・・領土問題は存在しないとしているからです。
李明博自身は・・・
「従軍慰安婦問題に日本は取り組むべきだ」と怒って上陸したというのですが・・・
支持率を上げたいから???
李明博大統領、今年の7月には25.7%でしたが、竹島に上陸すると、34.7%になりました。
日本が怒っても構わない、と思ったのでしょうか???
でも、韓国大統領は1期5年。
間もなく任期が終わるのに、なぜ支持率を上げたいのでしょうか???
韓国の大統領は、任期が終わると・・・
歴代9人の大統領のうち、逮捕2人、暗殺1人、自殺1人、亡命1人となっています。
その他の人も、親族の汚職などがあります。
韓国では、大統領になると、側近に取り入って、利益を得たいと思う人が多く、汚職がはびこることが多いのです。
大統領の任期中は法律で守られ、逮捕されにくいのですが任期終了を待って逮捕されることが多いのです。
そして・・・李明博大統領も土地の不正購入で捜査が始まりそうなのです。
次の大統領は???
朴槿惠? 文在寅? 安哲秀?
12月の大統領選挙で決まります。
北では・・・北方領土返還の期待が高まっています。
北方領土、60年以上もロシアが実効支配しています。
国後・択捉・歯舞・色丹・・・合わせると千葉県ほどになります。
2010年にメドベージェフ大統領が国後島を訪問しました。
これ以降、日本とロシアの関係は非常に悪化していました。
大統領が変わったことで少し変わったようです。
4年ぶり2回目のプーチン大統領です。
プーチン大統領は、極東シベリアの開発をしたいと考えられています。
極東には石油や資源が眠っています。
この開発には100兆円以上が必要と言われています。
しかしお金がありません。
力を持ってきた中国にけん制するためにも・・・
日本と仲良くしたいと思っているようです。
日本の経済力に期待しているのです。
北方領土問題解決に向けて、前向きに考えているようです。
今でも日本は4島返還を望んでいますが・・・
ロシアは次々と国境問題を解決しています。
2007年ラトビア・2008年中国・2010年ノルウェー・2012年ウクライナ。
この際、一挙に妥協してでも解決したいと思っているようです。
プーチン大統領は、強大な力を持っているので、誰も逆らえないのかもしれません。
日韓は、経済でも大打撃。
日韓通貨融通、通称日韓通貨スワップです。
韓国は、経済があまりよくありません。
ユーロ危機で、韓国に投資していた外国企業が引き揚げてしまいました。
今、韓国では外貨がなくなってしまっています。
ということは、輸入が出来ないということなのです。
韓国でドルがなくなってきたら貸してあげよう・・・
ということで、今まではいざというとき130億ドル貸し借りできるようにしていましたが、最大700億ドルにしたのですが・・・
しかし、韓国はこれを日本のために貸し借りできるようにやってやったんだと言っていました。
日本のメリットとしての影響は、貿易。経済の安定化です。
日本は、もともと東南アジアの国にはこのようにしてきていたのです。
でも、700億は1年ということで終わってしまったのです。
しかし、東アジアに何かある場合は・・・助けることになるでしょう。
世界で日本の果たしている役割は大きいのです。
日本も、世界で頑張っていることをもっと主張しましょう。

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(「日々のニュースや、私たちが生きている現代のさまざまな出来事を理解するためには、その少し前の歴史を知る必要があるのです」(「はじめに」より)。本書は NHK「週刊こどもニュース」キャスターの池上彰が、大学生、新社会人に向けて第二次世界大戦後の歴史をやさしく解説した「現代史の入門書」だ。ただし入門書とあなどることなかれ。「中国と台湾はなぜ対立する?」「イスラエルが生まれ、戦争が始まった」「『ひとつのヨーロッパ』への夢」など、今日のニュースの背景を解く全18章は、「今さら人に聞けない」社会人にとっても救いの連続である。大戦後に生じた数々の争いを陰で操る大国、核戦争の縁に立った人類の危機…。現代史ゆえに、当時の軍事作戦が詳細かつ正確に記述されていたり、当事者の語った言葉そのものが書かれている点も興味深い。 <p> 高校の歴史の先生を思い出させるわかりやすい語り口に加え、数多くの報道写真と図説で視覚に訴える作りは、まさにニュース・キャスターならでは。小見出しを多用したコンパクトな文章、人物や用語解説のミニコラムも便利。ただし地図に関しては、必要以上に大きかったり、不要と思われるものもあるなど工夫がほしいところだ。巻末の「もっと知りたい人のために」では、役立つ本やビデオが豊富に紹介されている。単なる専門書の羅列ではなく、おすすめスパイ小説、自伝、戦争取材ものなど、各章に関連してジャンルにこだわった選がうれしい。(岸田晴子))
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