和歌山市加太にある友ヶ島に行ってきました。
目的は、子午線を見ること。
でも、私の目的は・・・
旧日本軍の施設でした。

友ヶ島は、瀬戸内海国立公園の紀淡海峡に浮かぶ沖ノ島・地ノ島・虎島・神島のことです。
この島には、誰も住んでいません。
だから、様々な植物・磯の生き物が生息し、珍しい岩盤や地層がある自然の宝庫です。
キャンプで泊まることもできるのですが・・・
結構銛(よゐこの浜口がもってるような・・・)を持っている人が多いのにびっくりしました。
古い歴史のあるこの島は、役行者が葛城修験道28宿の第一の宿をこの島に置いたことでも有名で、観念窟・序品窟・閼伽井など、修験道に関する行場があります。
また、明治時代から第二次世界大戦まで軍事要塞として使用されていました。
レトロな要塞の砲台跡や、兵器倉庫跡が、今も残されています。
和歌山市加太から船に乗って20分、友ヶ島へ・・・
この日はお天気も良く、真っ青な海と空・・・緑の木々がとっても映えます。
私たちが上陸したのは、その中の沖ノ島にある野奈浦桟橋です。
私たちは、ハイキングモデルコースを選んで、3.3qの大冒険を始めました。
綺麗な海岸線を観ながら20分ほど歩くと・・・
ここまで歩くのが、運動不足のわたしには一苦労・・・

「お・・・ラピュタ???」
第2砲台跡がありました。
島内西側の最も北寄りの海岸近くに配置されえています。
27cmカノン砲・4門編成。
敵艦隊の真横からの攻撃に適していました。
ああ・・・スキット晴れた青い空と砲台とのコントラストになんだか不思議な気持ちになります。
不思議な気持ちのまま・・・
てくてく歩いていると・・・
友ヶ島灯台が見えてきました。
この灯台は・・・日本で8番目に建設されました。
明治初期の大坂条約によって建設された5基の洋式灯台の一つで、歴史的文化財的価値が高いAランクの保存灯台です。
現役の灯台で、光度190万カンデラは全国2位の明るさを誇り、大阪湾に入る船舶から見る友ヶ島灯台は目立ち、独特の存在感があります。
1870年5月に、英国人技師リチャード・ヘンリー・ブラントンにより着工されました。
この近くには・・・
第1砲台跡がありました。
「ここもラピュタ???」
最初の砲台として明治23年11月に完成しました。
紀淡海峡を通る敵艦船を攻撃するのに絶好の位置にあります。
27cmカノン砲・4門編成。
フランス・スナイドル社製の最新砲でした。
その先をてくてく歩いていくと・・・
子午線がありました。
日本標準時子午線(東経135度)の通る日本最南端の地です。
本当にいい天気で、前面に海が広がって・・・とっても開放感があって自然を満喫できました。
そして・・・メインの第三砲台に向けて出発しました。

続きはまた後で。。。


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