2012年07月03日

ギリシャ選挙の真相

ギリシャのアテネ・・・
ギリシャはいつ破綻してもおかしくない・・・

ギリシャ全土での預金引き出し額は、1日に500億〜800億円。

バスターミナルには、長蛇の列が・・・
家財道具一式を積んで、外国に出ていく人が増えています。

去年の10月から、ギリシャは荒れています。
財政危機に陥ったギリシャに、外国が多くの資金援助をしました。

その援助の主な条件は・・・
財政緊縮策
@公務員15万人削減
A年金20%減額
B消費税19%⇒23%
です。

それに反発した市民は・・・
暴動を起こしました。

最大の支援国は、ドイツ!!

でも、ギリシャではドイツの人気はありません。

ドイツVSギリシャ・・・

6月17日のギリシャの総選挙での注目は、ユーロ残留か、離脱か・・・?
結果は、ユーロ残留でした。
しかし、選挙の裏では、くすぶる火種がありました。

夢の単一通貨「ユーロ」から世界経済の未来が見えてくるかも???

選挙の結果、リーマンショックのようにはならなかったので、最悪の状態は避けられたのではないか?と言われています。

しかし、浜矩子さんは、「最悪の状態になった」と言っています。

EUメルトダウン 欧州発 世界がなくなる日 [単行本] / 浜 矩子 (著); 朝日新聞出版 (刊)
EUメルトダウン 欧州発 世界がなくなる日 [単行本] / 浜 矩子 (著); 朝日新聞出版 (刊)

ギリシャの首都・アテネでは、去年、ギリシャ史上初の規模の50万人デモがありました。
財政緊縮策に反対してのものでした。

第2次世界大戦、ナチス・ドイツがギリシャに侵攻しました。
1700以上の町を焼き払い、30万人以上の犠牲者を出しました。
戦後補償のあり方・・・
そこには、今も消えない深い傷が残っていました。

お金をたくさん援助しているドイツとギリシャ・・・全く違う性格の二つの国が同じユーロを使うというところに、無理があるのかもしれません。

そして、ギリシャでは今、自殺が多発しています。
未来に対して希望が持てないのです。

ギリシャでは、若年失業率が52.8%にも上っているからです。
仕事を得るのは、容易ではありません。

そんなギリシャ総選挙の真相は・・・


最近の成長著しい政党は「シリザ」リーダーはツィプラス。
シリザは財政緊縮策には強硬に反対。
そんなシリザの動向に注目が集まっていました。

反緊縮を訴えます。選挙前は・・・最も首相に近い男と言われていました。
しかし、6月12日ピレウス・シリザの集会では・・・風向きが変わってきていました。
「ユーロ離脱」に対して怖れる人が増えてきていたのです。

ユーロに残るのか、離脱か・・・。

6月17日の投票では・・・
獲得議席数は定数300に対して、緊縮賛成派が162票獲得、反対派が138票。
ぎりぎり緊縮賛成派が勝利しました。

しかし、実際は、第1党になると50議席が与えられるという決まりがあります。つまり、第1党の新民主主義党は、129議席ありますが、実際の議席数は79議席。。。

つまり、得票率で行くと、緊縮賛成派42.0%、反対派52.1%なのです。
まやかしの選挙?かもしれません。

このままいくと、ギリシャだけではなく、イタリア、スペイン・・・よってたかってドイツの脛をかじりかねません。。。
それは、ドイツ・ユーロ圏離脱に繋がるかもしれません。

あまりドイツを追い詰めるのも、駄目なのかもしれません。


ギリシャへの支援額は、2400億ユーロ、約24兆円になります。
この負担割合は・・・
ドイツ・・・・・33.4%
フランス・・・・25.1%
イタリア・・・・22%
オランダ・・・・・7%
その他・・・・・12.5%
です。

イタリアがこのグラフからなくなったとしたら、その分ドイツの負担が増えることとなります。
もともとは、EUが一つになることで、中国に対抗しよう、ドルに対抗しようという考え方があったのですが・・・

そして、もともとのEUを作ったのは、強力な2つの国、ドイツとイタリアが二度と喧嘩をしないように。。。それが最大の理由だったのです。

ユーロからドイツが出た場合はどうなるのでしょうか。。。

”脱ユーロ通貨”を使っているところがあります。
ギリシャにある14万人の都市、ボロス。。。
そこでは、謎の通貨「TEM」が使われていました。

この「TEM」は、ネット上の通貨です。
もともとは、たった3人から始まった「TEM」。今では900人が使っています。

住民が物を売って「TEM」を稼ぎ、その「TEM」で物を買う。
ユーロを使わなくっても生活できるのです。

そして、1200TEM以上持つことが許されていないので、貯め続けることが出来ずに流通が・・・街が活発化されます。

人々が交換するかしないか・・・それで経済が決まってきます。
使う・・・ということが大切で、経済が活性化されていきます。

ユーロがない状態で、経済活動を回しはじめようとした時に、このようなTEMが出来てきたのです。
信頼関係が大切なので、人間らしい経済取引の復活に地域通貨は位置づけられることが出来ます。

もし日本の財政が駄目になって、日本経済が円で回らなくなったら、いろいろな地域通貨が日本でもできるかもしれません。

一国多通貨時代の到来?かもしれません。

ユーロが世界経済を消滅させる日 ヨーロッパ発!第2次グローバル恐慌から資産を守る方法/浜矩子
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posted by ちゃーちゃん at 11:25| Comment(0) | 未来世紀ジパング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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