2012年06月25日

第24回 「清盛の大一番」

第24回 「清盛の大一番」

1156(保元元)年7月、讃岐へ流罪となった崇徳上皇はひっそりと京を離れていきます。その姿をかつて崇徳上皇と親交のあった最近どこにでも出てくる西行が見送っています。



保元の乱の敗者たちが一掃され、後白河天皇のもとで実権を握る信西の政治改革が始まりました。

う〜ん、、、この人の独り勝ちのようです。
最近のお公家さんたちは、近年まれにみる悪どさを感じさせてくれます。


信西は手始めに内裏の修復に着手し、1157(保元2)年にはみごとに完成。満足げに内裏を見つめる後白河天皇に信西は、平清盛ほか平氏一門がいかに貢献したかを語りました。

ここで、清盛と組んでいることを視聴者に強調して・・・
後白河の気持ちを逆なでております・・・あせあせ(飛び散る汗)


恩賞として平氏一門の官位はそれぞれあがることになりましたが、清盛の公卿昇進は見送られ・・・
代わりに長男・重盛が従五位上にのぼることになりました。満足げな清盛をよそに浮かない顔の重盛は、弟の基盛に本音を話します。大叔父・忠正を斬れと命じた信西につき従う父・清盛が理解できなかったのです。

やはり、「いいひと」に書いてくれています。
でも、重盛、あなたはこれから先、もっともっと苦しむことになるので・・・。
そこは気をしっかりと持ってね。揺れるハート

次に信西は、新しい内裏で相撲節会(すまいのせちえ)などさまざまな宮中行事の復興を計画し、その資金を得るために全国からあまねく税を取り立てることを徹底させます。そして清盛には、かねてより租税の集まりが悪い鎮西(九州)に行き、大宰府から相応の税を取り立てよと命じます。

清盛は、見返りに大宰府を取り仕切る大宰大弐(だいに)の官職を要求し、さらに私利私欲のために平氏を使うつもりならば容赦しないというと信西は、この先自分の言葉がうそだったときには、首をはねても良いと覚悟を語りました。

公家にしては、肝が据わっていますが、本当でしょうか???


そのころ、後白河天皇とその皇子・守仁は、玉座をめぐって対立。守仁の養母・美福門院が譲位を迫っていますが、後白河天皇は応じません。
本当に、美福門院は権力に固執していますね。。。
近衛帝の時に、鳥羽上皇の前で反省し、改心したんじゃないんでしょうか???
それって、男はいさぎ良いけど、女は悪いってこと???

でも、女は子供を育てないといけないですから・・・
やはり歴史上、いさぎよく散った女性はなかなかいませんからね・・・。
仕方ないのでしょう。るんるん

清盛邸をたずねていた藤原成親は、本来政治に興味のない後白河天皇の真意をとらえかねていましたが、清盛は後白河天皇が美福門院の心をもてあそんでいるのだと推測します。
怪物には怪物のことがよく理解できるようです。

そして清盛は鎮西に向かい、大宰府を手に入れると大胆な宣言をして去っていきます。清盛の妻・時子は、戦によって肝のすわった清盛ならば本当に手に入れるだろうと成親に告げます。やっと、女房になってきました。

一方、清盛と同じく戦の始末で肉親を斬った源義朝でしたが、左馬頭という低い官職にとどまったままでっす。
おまけに、「父殺し」のイケナイうわさまでたてられて・・・嘲笑されて、最悪です。。。

恩賞をもらうべく信西を訪ねる義朝でしたが、信西に会うことすらできず、藤原師光に冷たくあしらわれてしまいました。

ああ、可哀想です。義朝!!
公家にとっては、源氏はその程度なのです。。。
っていうか、平氏はすでに清盛のおじいちゃんが頑張って、頑張って、貢いで貢いで頑張っています。

東京に遷都するまで、ヤマト政権ならばやはり、平氏の方が雅でしょう。。。

やっぱり、ここまでされるからこそ、次の回に繋がるのです。黒ハート

代わって・・・鎮西にわたった清盛は、大宰府で接待を受け、珍しい宋の茶をふるまわれます。
やがてあらわれた大宰府役人の長・原田種直に豊かな鎮西にしては京に届く租税が少なすぎることを問い詰めると、鎮西一帯の暴れ者たちを手なずけるためにそのお金を使うからだと言います。


なんだか清盛、ついたり引いたりの術が使えるようになってきたようです。

一旦、その場を去った清盛は元海賊の兎丸たちを引きつれ再度種直をたずね、彼らを使ってふらちな者をこらしめる手助けをしようと言っておどし、更に平氏一門と組みともに力をつけようと持ちかけ、私腹を肥やしていた種直を制圧しました。

こうして手にした米を清盛は相撲節会の資金にあてるため、信西に届けます。不服な兎丸に、これは自分と朝廷との相撲だと告げる。京に運び込まれる米を満足げに見る信西に、清盛は相撲節会の宴の膳も自分に用意させてくれと頼むのでした。

また、藤原成親は自分の妹・経子と重盛の縁談を申し込みます。
そう、やはり、平氏の権力は、もう、無視できない状況にまで来ています。
平氏の”お金”がないと、公卿さんたちは生活できなくなってきています。失恋


清盛はどこかためらいのある重盛に、
「今が一門にとってどういうときがわかっておろうな」
と言い放ちます。

その時、私も言いました。
「大人になったな。。。清盛!!」

そう、その言葉は清盛が亡き妻・明子を身分が低いながらも妻にしたいと父に申し出たときに、家臣・家貞から言われた言葉でした。家貞は感慨深く、その記憶を盛国に告げると、盛国はその時より一門の背負っているものがはるかに重くなったからだと告げます。そんな盛国を家貞は頼もしく思うのでした。
一方源氏では、義朝の妻・由良の働きかけで頼朝が後白河天皇の姉・統子内親王に仕えることになりました。

しかし、その祝いの席で由良が突然病に倒れてしまいます。
いくら強気な賢い妻も、この状況では心労がかさんだのでしょう。

義朝は相撲節会の準備に追われる信西をたずね、またまた清盛と同等の国を願いでますが、信西は取り合いません。

ああ、なんだか、義朝が”いとあはれ”です・・・。
でも、これが次の回に・・・って、もういい??


後白河天皇が見守る中で相撲節会が開かれ、白熱した取り組みが行われます。

その同じ日、平氏一門は重盛と経子の婚礼の宴を行っていました。盛り上がる一門をよそに、思いつめていた表情の重盛はいきなり婚礼の中止を申し出ます。経子に不服はないが、叔父を斬ることを命じた信西と組むような父の跡を継ぐ覚悟ができていないからだと訴えるのです。
けなげな重盛です。揺れるハート
なんだか、重盛も、結構史実に忠実に書いてくれているような気がしますね。黒ハート
嬉しいです。

清盛は一向に動じず、重盛のたわごとを聞いている暇はないと重盛を庭に投げ飛ばしました。そして経子にわびた後にそのまま宴を続けさせました。
内外に対して、大きさを見せるようになってきましたね。黒ハート


ぼう然とするのは、平家の良心・重盛さんです。


一方、相撲節会での後白河天皇は取り組みよりも、そこで供された美しい宋の器や茶に心をひかれていました。信西は膳を用意したのが清盛であること、相撲節会のために鎮西から財を届け、その際に見つけた茶を余興として膳にしたことを説明します。

後白河さんは、とっても美味しいお茶だったようです。
”おもしろきこと”を発見したようです。揺れるハート

それを聞いた後白河天皇は清盛を大宰大弐(大宰府の長官)にすると決めました。
何か、含んでいそうなスマイルです。黒ハート


翌日、清盛邸をたずねた信西は清盛にそのことをつげ、手も触れずに勝った清盛の相撲をほめあげました。そして、後白河天皇は美福門院と守仁親王を内裏に呼び、玉座にいてはあいつと遊べない、と言ってあっさりと譲位を切りだしたのです。

大宰大弐となった清盛は、内裏で義朝と出会いました。義朝の歯ぎしりが聞こえてきそうです。あせあせ(飛び散る汗)

信西によって不遇を味わう義朝は、用がすめばお前も信西に捨てられると清盛に言い放ちますが・・・


清盛はそれでも今は他に道はないと言い返しました。
のし上がる気満々の清盛が、そこにはいました。


清盛と義朝、ふたりの運命が大きく変わろうとしてきていました。


2人のコントラストも、とってもよく出ています。黒ハート
今回は、保元の乱後の二人の立場の違いをかっちりと見せてくれていますね。
そして、これが、平治の乱の原因の一端となることも・・・。

次回もとっても楽しみにしています。黒ハート

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久しぶりにNHKのHPを見ると、忠正叔父さんと、為義お父さんの特集が載っていました。面白かったですよ。

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posted by ちゃーちゃん at 12:58| Comment(0) | 平清盛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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