2012年06月11日

第22回 「勝利の代償」

第22回 「勝利の代償」
この回が、関西では異例の一桁台・・・と、日経にまで載ってしまった回です。。。失恋

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今回のMVPは、間違いなく悪左府・頼長様でした。

前回の保元の乱、一回でというか、史実も一日で終わったわけですが、その一日で、こうも命運が分かれてしまいました。

保元の乱で負けた崇徳上皇方はちりぢりです。。。

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その中でも、悪左府・頼長様の逃げっぷりが素晴らしい。
まさに、悪役の、敗者がする逃げ方です。揺れるハート
久々ですよ、こんな負けっぷりを見るのは。。。

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頼長「早う!もっと早う走らんか!」
なんて、言っている輿がひっくり返って、中からは大量の本が・・・
これじゃあ、早くは走れないわよ、頼長。
逃亡するなんてサラサラそんな気なし!!感が・・・そして、公家の世間知らず感がたっぷり出ています。
きっと、命の次に大切なんでしょうね、この本たちが。。。


そして、落ちた本をかき集める頼長に、矢が首に!!重傷を負います。

「アッ!!」

テレビの前で、大きな声をあげてしまいましたよ。。。
NHKって、ここまでやってもいいの???

崇徳上皇はあてもなく山をさまよい、やがて近臣・藤原教長と二人きりになると・・・

崇徳上皇「教長…出家をしたい」

教長「恐れながら、今は僧も剃刀も思うようになりませぬ」

何一つ思いどおりにならない自分の人生を振り返り・・・
泣き崩れてしまいました。

崇徳上皇、良いですね。
やっぱり、鳥羽上皇の息子だったんじゃ???と思えるほどの狂気ぶりです。黒ハート
この自嘲を含んだ笑い。。。なんとも言えません。。。


一方、勝軍の平清盛や源義朝たちは、戦いで落命した者たちを悼んでいると、後白河天皇があらわれ、武士たちをじきじきにねぎらいます。

なんだか、今回の清盛、人気のないところは、こういう表現が駄目なのかしら???
これって、ねぎらっていますが、最終的な仕打ちを見ると、まさに後白河こそ「悪の権化」で、武士たちは操られていたのだから。。。
もっと、さわやかな表現が良いのでしょうね。。。

でも、日本人に人気の人でも、奇策や奇襲、不意打ちが得意です。
例えば源義経、真田昌幸・幸村親子、新選組なんかもね。(新選組は、みんなに人気ではないか・・・)
一番になる人は、やっぱり腹黒いところも持ち合わせているんですよ、きっと。
そこも受け入れてみてはどうでしょうか???
まあ、ここに出した人は、結局敗者ですから、そこが日本人のツボなのかもしれませんね。

清盛も、みんなと一緒ですよ。最後は敗者ですし。。。

それよりも、平家を貴族に引き上げていくあたり、例えば頼朝や家康よりも、人間っぽいって思います。
清盛が、源頼朝によって「悪」にされてしまった感が、日本の勝てば官軍の歴史なのだと思うのですが。。。
どうでしょうか???


やがて二人きりになると清盛は義朝の武勇をほめ、武士の世がやって来ると喜びます。
あ〜あ・・・ここが、前ふりになるのね。。。
まだまだ武士の世は来ないわよ。。。清盛。

満足げな義朝は源氏の宝刀・友切の名を変えたいと告げると・・・
”友”っていう言葉に、2人とも恥ずかしくなって・・・揺れるハート

清盛は義朝の不精ひげを見て「髭切りにせい!!」

と・・・少年漫画のラブラブが、大爆発です。
腐女子のフィルターのかかった目からすると、まさに「ボーイズラブ揺れるハート」にパロディ化されそうです。あせあせ(飛び散る汗)
なんだか、最近のドラマの表現に、こういうのがちょくちょく入るなあ。。。って、思うのは、私だけでしょうか???


時子の元に帰り喜びをかみしめる清盛だが、敗軍の将となって姿を消した叔父・忠正の行方が気がかりです。
義朝もまた、敵方についた父・為義に対して同じ思いをかかえていました。

ここにもまた血縁ドラマが・・・。
ひん死の頼長は最後に父・忠実を訪ね、救いを求めます。。。
この頼長・・・瀕死の状態がすごく表現されています。
最近、ここまで落ちぶれたキャラがいたでしょうか???
栄華を極めた男も、階段を転がり落ちるときはこんなに勢いよく転がるものか・・・
そう思わせる感じが、たっぷりと出ています。

そんな哀れすぎる頼長にも・・・罪に問われることを恐れた忠実は門を開きません。

ここまで、哀れなまでに命に執着してきた頼長も、父に見放され・・・
でも、その藤原摂関家の栄華を望んだのも自分・・・
その自分の運命を悟った頼長は、舌をかみきり絶命してしまいました。
ああ・・・勿体ない!!こんな素晴らしいキャラが!!
っていうか、山本耕史さんがすごいのよね。きっと黒ハート
最後の最後に、自分のプライドが復活しましたね。
そして、このドラマで父親の忠実を演じている國村隼さんがまた素晴らしいです。黒ハート
ここまでは、史実ばっちりです。黒ハート

翌朝、忠実の前に頼長が飼っていたオウムが舞い降り、「チチウエ」と繰り返し鳴いて息絶えました。忠実はオウムを抱きしめ泣き叫びます。

なんて素晴らしい演出なのでしょうか???
どうしてこの大河が視聴率悪いの???
って、思ってしまいます。


敵ながら頼長の才を認めていた信西は焼け崩れた頼長邸を訪ね、日記を見つけました。そこには頼長の政治に対する熱い思いがつづられていたのです。
そう、きっと、この中には今も残っている頼長のボーイズラブ揺れるハート本もあるのでしょうか??
それとも、内容が内容だけに、恥ずかしいから輿に乗せていたかもしれませんね。揺れるハート


やがて、行方しれずだった忠正と息子たちが、忠清に連れられて清盛のもとへ連れてこられました。
残党狩を心配した清盛がひそかに捜索を命じていたのです。

う〜ん、これって、どうなの?
ほっといてあげる方が良いのかしら?とも思えます。
でも、清盛が頼朝を流し、義経を寺に預ける行為。。。
今では、甘い甘い、砂糖のように甘いと言われますが、当時は仏門に入ったり、流されるともう復帰は出来ないので、当たり前だったと言われています。

そう、頼朝が清盛を討つことによって、その後、男子は皆殺し!!ってことになったようですよ。
だから、ほっといてあげたら、生きていけたでしょうに。。。バッド(下向き矢印)

抵抗する忠正を清盛は力ずくで押さえ、軽い罪で済むように頼むので今後も平氏のために力添えをしてほしいと説得します。

まだまだ甘ちゃん炸裂です。
ここまで来ると、おじさんに何を求めているのでしょうか?
父親ではなく、おじさんを乗り越えるということで、甘ちゃんを脱却するのでしょうか??


一方、義朝にも為義が尾張で見つかったことが知らされました。妻の由良が探すよう命じていたのです。
ここら辺は、清盛という棟梁でもないし、妻として舅を探すのは、出来すぎた嫁だと思うのですが。。。

もはや父子の縁はないと言って為義と会わない義朝。。。
そして義朝に救ってもらう気はないという為義でしたが、義朝が殿上人となったことを由良から聞かされ、宿願がかなった喜びをかみしめました。
ほんと、小日向さん、こんな顔をさせるとお上手です。黒ハート

後白河天皇は崇徳上皇が仁和寺で出家し、忠正、為義がそれぞれ平氏と源氏の館にいることを知らされます。

ただちに罪を定めよと命じる後白河天皇の前に美福門院得子が訪ねてきました。
双六をしながら得子は後白河天皇の慢心を戒めて去ります。
悔しさをかみしめながら後白河天皇は笑みを浮かべました。
なんか、企んでいますね。揺れるハート

清盛は忠正の罪を軽減するよう信西に訴えます。
信西は世にとって最もよい判断をくだすから任せろと答えました。

後白河天皇の前で崇徳上皇側についた敗者たちの処分が議論され。。。

貴族たちの前で信西が次々と厳しい処分を提案します。
藤原摂関家の長に復帰した忠通は、忠実の荘園も召し上げられることに抗議するものの認められません。
信西の天下となっていますよ。。。
出来すぎた息子・頼長を見捨てた忠実さんはどう思っているのでしょう???

おまけに、出家した崇徳上皇は流罪となってしまいます。
平安の嵯峨天皇の時代に、死罪が禁止されたと言われています。
だから、一番重い刑が流罪・・・

ちなみに流罪にされた天皇は・・・
第47代・淳仁天皇 淡路国
第75代・崇徳上皇 讃岐国、保元の乱
第82代・後鳥羽上皇 隠岐国、承久の乱
第83代・土御門上皇 阿波国・土佐国、承久の乱
第84代・順徳天皇 佐渡国、承久の乱
第96代・後醍醐天皇 隠岐国、元弘の変、その後脱出

と、平安時代・鎌倉時代に集中しています。
でも、崇徳さんから増えているでしょう?
このころは出家以上の罪なんて、今一つピンとこない時代だったようです。

が、信西・・・
「播磨守清盛、そなたの叔父・平忠正とその子、 長盛、忠綱、正綱、通正の処分が決まった。
 
 死罪じゃ。今述べた罪人どもを、斬首せよ」


「え〜!!」

そう、今までの「何とかお慈悲を持ってくれる感」は、この一言のための布石だったのよ!!

何が起こってるのか全く理解できず・・・
口元が震えているよ、清盛。

次回、「叔父を斬る」。

にわかに信じられなかった清盛でした。

次回、清盛が生まれ変わるようです。
本放送は、もうやっていますよね。
私は土曜日までお預けなので、楽しみにして一週間を過ごします。黒ハート

今回は、頼長様につきますね。
こんなシーンもありました。
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本当に、素晴らしき悪キャラでした。黒ハート

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posted by ちゃーちゃん at 13:20| Comment(0) | 平清盛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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