2012年04月05日

たった一言で世界は変わる!!暴言失言ヒストリー

いつもは、こちらに書くビーバップハイヒールですが、今回は歴史ということで。

世界の歴史は意外なもので動いていた!!
連日、ニュースで報道される暴言や失言。。。

暴言で読む日本史 (メディアファクトリー新書) [新書] / 清水義範 (著); メディアファクトリー (刊)
暴言で読む日本史 (メディアファクトリー新書) [新書] / 清水義範 (著); メディアファ...

例えば、東日本大震災の直後、石原慎太郎東京都知事が言った。。。
「やっぱり、天罰だと思う」

2004年、ナベツネが言った一言・・・。
「無礼なことを言うな。
 分をわきまえなきゃいかんよ
 たかが選手の分際で」
これは、近鉄とオリックスの球団合弁・プロ野球1リーグ制移行騒動での一幕、
「オーナーと直接話をしたい」と提案した当時の選手会長古田敦也に向けられた言葉です。

古くは、暴言が世の中を動かした例もあります。
1953年衆議院予算委員会
時の首相・吉田茂は野党議員の質問を受けこう言いました。
「バカヤロー」
この結果、衆議院は解散。総選挙で与党自由党は大敗を喫したのです。


それは日本に関わらず、世界の歴史も暴言と失言で動いてきました。
歴史と言えば、輝かしい名言がとり上げられることが多いのですが、実は、「暴言」や「失言」を見た方が本質がよく解ります。

暴言には・・・
・感情的に吐かれたもの。
・確信犯的なもの。
・相手に誤解されたもの。
いろいろあります。

暴言に隠された歴史の真実・・・。
まずは聖徳太子。。。
飛鳥時代、天皇を中心とした中央集権国家を確立した天才的な政治家・聖徳太子。
隋に放った暴言とは?
「日出づる処の天子 書を日没する処の天子に致す つつがなきや」
有名な文章です。
当時の隋は、日本が対等に口を利くことの出来ないほどの大国でした。
それなのに、太陽が昇る国から沈む国へ・・・などと、上から目線。

「あんな野蛮な国の、無礼な奴の手紙は二度と取り次ぐな!!」ということになりました。

しかし、対等の貿易を始めます。それは、当時は高句麗が勢力を拡大して来ていました。
隋にとっては、高句麗と日本が手を組んでもらっては困るのです。

日本に大人しくしてもらいたい・・・日本にとっては、外交的立場を高めるチャンスでした。
つまり、この暴言は、聖徳太子の策略だったのです。

平清盛は。。。
「平家にあらずんば人にあらず」

これは、清盛は言っていないとか?
平安末期、平清盛は、武士でありながら天皇や貴族から一目を置かれる存在でした。
1167年太政大臣に。武士で初めて政治の実権を握りました。
「平家にあらずんば人にあらず」これは、平家の勢いの凄まじさを物語っています。
清盛自身の言葉として伝えられてきましたが・・・。
これを言ったのは、清盛の妻・時子の兄弟・口の軽い平時忠らしいのです。


内閣総理大臣・池田勇人は。。。
彼が言ったのは・・・
「貧乏人は麦を食え」です。

これも、本人は言っていないとか。
1950年敗戦直後の時代、日本は深刻な米不足でした。
そんななか、野党議員が「高騰するコメの値段」について政府を非難した時。。。

当時の大蔵大臣だった池田は、
「敗戦後の現在の日本の状況では、日本人全員がコメを食べられるだけの生産量が確保できません。」
この苦しい状況を乗り切るために・・・
「所得に応じて所得の少ない人は、麦を多く食う
 所得の多い人は米を食うというような
 経済の原則に沿った方へ持って行きたいというのが私の念願であります。」
と言ったのです。

つまり、米不足の現状を説明したにすぎないのです。しかし、マスコミが騒ぎ立て・・・。
「貧乏人は麦を食え」は、マスコミが作った「暴言」だったのです。

”歴史が必要とした暴言”だったのかもしれません。

口は災いの元?歴史を変えた世紀の大失言。

フランスのマリー・アントワネットが、側近からパリ市民が飢餓に苦しんでパンも食べることが出来ないと聞いて・・・。
「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」と言ったのは、有名な話。
そのお菓子は、ブリオッシュではないかと言われています。
しかし、それを言ったのは、マリー・アントワネットではなく、ルイ16世の叔母、ヴィクトワール王女でした。
そして、フランス革命へ・・・。


1927年日本で・・・大臣の一言で、大不況が到来しました。
片岡直温大蔵大臣が。。。
「東京渡辺銀行がとうとう破綻いたしました」
しかし、これは、全くのでたらめでしたが・・・。
預金者が殺到し、取り付け騒ぎが起こり、金融不安、戦前日本最大級の不況・昭和金融恐慌が起こりました。
たった一人の男の事実無根の失言によって・・・。


1989年東ヨーロッパで相次いだ民主化の影響が東ドイツにもやってきました。
国内が混乱状態となります。
東ドイツ政府は、西側への自由な出国を求めるデモや、国外に流出する市民の対応に追われていました。
そんな混乱の中・・・。
「11月10日からベルリンの壁を除く国境通過地点から出国のビザの発行条件が大幅に緩和される」
との政令が。。。
これを発表したのはシャボウスキー。しかし、彼は、政府首脳会議を欠席しており、政令の内容を把握しないまま記者会見に・・・。
そこで言ったのは・・・
「ベルリンの壁を含めてすべての国境通過地点から出国が認められる」と間違って発表。
「それはいつから」との質問にも、勝手に
「私の認識ではただちにです」と口走ってしまいました。
その結果、28年間東西を分断していたベルリンの壁は崩壊したのです。
シャボウスキーは、ベルリンの壁崩壊後、党から除名されてしまいました。
現在はジャーナリストとして活躍中。

おしゃべりは楽しいですが・・・。口は本当に災いの元。気を付けましょう。黒ハート

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posted by ちゃーちゃん at 15:54| Comment(0) | ビーバップ・ハイヒール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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