とっても楽しみにしていました。本当の悪の権化・「後白河」の登場です。

本来ならば天皇になどなれるはずもない人が、法皇として5代の天皇の間君臨する後白河です。
源平の合戦を後ろで糸を引く、本当の悪なのですが、
ぶっ飛び登場でしたね。

あの恰好、変?と、思われがちですが、あの髪形は時代考証に合っているとか。。。
笑ってしまいますが、まだまだ青二才なのであの頭なのでしょう。

1138年、清盛と明子の間に長男・清太(のちの重盛)が生まれました。
平家物語で唯一平家の良心として書かれている重盛さんです。
この人が、お父さんと後白河の板挟みになってしまうのですが・・・どんなに書いてくれるのか楽しみです。
祝宴でにぎわう清盛邸にかけつけた弟・家盛と清盛は和やかにどぶろくをくみかわし、のほほんとした平家の幸せな時間です。。。
一方朝廷内では、待賢門院璋子の産んだ皇子たちの間に深い溝ができていた。父・鳥羽上皇に疎まれ続け、子もいない崇徳天皇は孤独感にさいなまれていました。
それを横目に、弟・雅仁親王(後白河)は、賭場をうろついたり今様に熱中したりと、気ままな毎日を過ごしています。
いずれ雅仁が帝になるとみて乳父になった高階通憲とその妻・朝子は、そんな雅仁の奔放さに振り回されるばかり。って、後白河さんはポスト天皇の地位ではないのでは?私の勘違いかしら・・・

でも、通憲さんが、あんなふうに育ててしまったのね。。。悪の権化に。。。
ある日、まだ生きていた祇園女御は清盛邸を訪ねます。
妹の息子だからか、清盛を幼い時からかわいがっていた祇園女御は感慨深く清盛の息子を抱いた後、亡き白河法皇のまき散らしたわざわいの種が芽吹いていることを告げ、清盛が昔よく遊んだ双六を例にだし、サイコロの目次第では出遅れた者が勝ち上がることもあると、意味深発言。。。
これからの戦いを予見しているかのようです。。。
そんな役回りになるのかしら?
で、東国の山中で暮らしている源義朝のもとに相模国の三浦一族が助けを求めてきます。
なんで、こんな怪しい奴らに助けを求めるのかよく解らないですが。。。そうしないと話が進まないのでしょうか?義朝、どんどんと清盛化が進んでいます。
清盛は結構綺麗になってきましたよ。

一方、佐藤義清は、崇徳帝の苦悩ぶりを気に病み、帝を救うためにも、帝の母である待賢門院璋子の目をさまさせなければと、静かに決意を固めていました。
しかしガビーン!!得子が鳥羽上皇の皇子を産んだのだ。
皇位継承の順位を揺るがす一大事です。
鳥羽院御所では男児の誕生を祝う宴会が開かれ、そこには鳥羽上皇、得子、待賢門院璋子や藤原摂関家らのほか、清盛や義清も出席。得子から祝いの歌を詠むよう求められた義清は、この場にいない崇徳天皇の歌を詠みます。
なんと場違いな!!
首が飛ぶよ、首がっ!!
弟の誕生も祝うことができない崇徳帝、心が狭いにもほどがある

それぐらい病気ってこと?
雅仁親王が笑い声とともに宴会に乱入、この人も来てないじゃん!!
そして赤子の頬をつねって泣かせてしまいます。父・鳥羽院がたわむれをしかると、雅仁は鳥羽院や待賢門院、得子とのスキャンダラスなドロドロをあげつらいます。
「昔からそうなんだよ!!もう、壊れてんの!!」
って、どうして誰も言わないのかしら。。。

一部始終を見ていた清盛は、朝廷内の乱れた政に改めて失望します。
ここで、みんなが思ったはず・・・
「オトナになったじゃん!!清盛!!」
宴席の後、傷心の待賢門院をたずねた義清は、愛する気持ちがあなたにもあるはずといい、抱きしめます。待賢門院はとまどいながらも身をゆだねるのですが。。。
やっぱり宮中は腐っていますね。。。ホント。でも、ここまで書いてもいいの?
飛び出していった雅仁親王を探していた清盛は、ばくち場で身ぐるみはがされた親王を発見。
清盛邸に連れて行きます。
雅仁親王はそこで双六遊びせよと誘うのですが。。。
先週やっていたじゃない
「ライアーゲーム」
でも、心理戦なら
Lも負けないわよ!!
でも、ここは何も考えていない脳みそまで筋肉の?清盛。
雅仁は自分が勝てば清盛の子・清太をもらうという。
殆ど雅仁親王の勝利だと思われたとき。。。サイを振ったのは清太・・・。
この時に、運を使ってしまったのでしょうか?10を出しましたよ!!10を!!
そのお陰で清盛の勝利で終わると、腹を立てた雅仁は双六盤を清太に振り上げます。
雅仁を必死に止める清盛。「親子の絆などもろいものだ」と言い捨てる雅仁。
清盛は、「平家は王家とは違う」と反論しましたが、雅仁は清盛にも入っている白河法皇の血がいずれ騒ぎだすはずと言い放つのです。
雅仁親王が出てきてくれたおかげで、清盛がオトナに変身してきましたよ。

濃いキャラがいっぱい登場の今回の大河ドラマ。視聴率が悪いというのは何故でしょう?
私が面白いと思うのは、やはりオタクだから?
長きにわたるふたりの双六遊びは、まだ始まったばかりです。



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