
で、いきなり山本耕史演じる藤原頼長が・・・
「徹底して粛清いたします・・・。」
え?歳さんですか?局中法度作ります?
って、思ってしまいました。
違いますよ。

なんだか、とってもいいキャラになりそうな雰囲気。。。
清盛の良い敵キャラになってくれそうです。
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話は外れますが、この頼長、自分がBL・・・ていうか、当時流行っていた男性遍歴を日記に書いたのですが・・・。 「歴史秘話ヒストリア」でも、大々的に取り上げたとか・・・。
時代が時代なのかなあ・・・。
昔、JUNE読んでる友達もいたけれどねえ・・・。NHKで・・・あのヒストリアの声で「ボーイズラブ・・・」なんて言ったの?公共の電波で?
なんだか、すっきりしません。
っていうか、私は「歴女」って言葉も今一つ好きにはなれないので・・・。
だって、女性が歴史を好きでも良いでしょう?私は歴史も好きで、アニメや漫画も大好きですが、「歴女」ではないと思っているのです。ビミョーでしょ?
話はずれてしまいました。

1136年、清盛たちは、平氏の家人・家貞の案内で宋から運ばれてきた貴重な品々が並ぶ博多の市にやってきました。
清盛は貿易と宋銭というお金の魅力を知ります。が、今まで知らなかったので?
清盛のお父さん、忠盛は、この頃すでにガッポガッポ状態なのに

きっと、清盛は、視聴者目線で成長していくのでしょう。
当時は太宰府の役人を通さずに宋と交易できないはずだったのですが、忠盛が院に勝手に密貿易を行っていました。
清盛は「パパカッコいい!!」って、感じでしょうか?
だいたいここまでのし上がるためには、汚い手をたくさん使っているでしょう。
反対に言うと、汚い手をたくさん使ったからのし上がれたのですよ。

最近のテレビはきれいごとばかりが多いですが、この汚さは、勿論「魅力的」です。

宮中では、鳥羽上皇による宴が催されました。
相変わらず、雅というよりも、怨念が渦巻いている宮中です。
宴を警護していた佐藤義清は鳥羽上皇に呼ばれ、上皇をたたえる歌をみごとに詠みました。
これが、後に・・・。
宴席には、それを呆れてみている藤原頼長もいました。家にもどった頼長は父。忠実から自分が内大臣に決まったと知らされます。
この人は、ヒャッホウ!!とは言いません。

なにごとにも妥協をゆるさない土方歳三のような・頼長が内大臣となってしまいました。

鳥羽院御所では、おどろおどろしい空気が漂っています。
鳥羽上皇をめぐる二人の女性の戦いです。

今、我が家に鎮座しているお雛様もこんな感じだったのでしょうか?
子をみごもり勝ち誇ったような表情の得子。松雪さん、きつい役は鉄板でしょう!!
璋子は菊の花壇をさびしそうに眺めていました。ここにはかつて、鳥羽院が璋子にささげた水仙が咲いていたのです。
もう遅いですよ・・・。璋子さん。。。
で、内裏では、義清が崇徳天皇に謁見していましたが。。。何のために呼んだのか。。。
義清が鳥羽上皇の前で歌を詠んだこと
に怒っていらっしゃるのだ!!
義清をいかに信頼しているかを語り、御簾をあげて義清の手を取る崇徳天皇

え〜

もしやの展開?なんて、思っていましたが・・・。
先日みた「ハングリー」といい、なんで、BLっぽく描くのでしょう?
ハングリーでも、吾郎ちゃんが向井理に「僕のものにならないか?」みたいなことを言っていました・・・

でも、「僕の店で働かないか?」で良いでしょう

最近は、男の人のそんな微妙な演出が多いです。

「萌え〜」なのかしら?
ま、昔は普通だったらしいし、戦国時代が好きで、新選組が好きで、少年漫画を愛してきた私としては、免疫はばっちりありますが。。。それにしてもなあ。って、思ってしまいました。大河でやります

兎丸たちはあく悪どく?市場で密輸品を売りさばいていました。これを黙認する清盛。
が、そのことが、頼長にばれてしまいます。相変わらずトラブルメーカーの清盛です。

義朝に会うために、熱田神宮宮司の娘・由良姫が京の源為義の館を訪れます。
ツンデレな二人ですが、そう、お父さんのダメダメ為義に比べて、この義朝、すごい人ですよね。当時は、源氏はまだまだ位が低く・・・なのに、すごく自信過剰というか、のし上がりたい欲がすごいし、女の人もたくさんいたとか。

まさに肉食男子です。あ、でも、清盛も、違った意味で肉食男子?
内大臣となった藤原頼長は不正な商いに気づき、清盛を呼びつけます。
頼長は博多での取り引きの記録を調べあげ、清盛を厳しく追いつめました。
この、調べ上げるところがまた、歳さんです。なんとも陰険で、マロ眉が似合っております。

開き直った清盛は宋銭を頼長に見せ、子供のような言い分で、宋銭の良さをドバっと語ります。
「なんとまあ…気が遠くなるほどの愚かさよ。たかだか商いの場を見たくらいで、海の向こうの国を知った気になっておるとは…。もうよい、帰るがよい。そなたの了見を知りたかっただけじゃ。これだけの証拠を突きつけられながら、怯みもせず侘びもせず、それどころか法を罵り、浅はかな考えにて国の仕組みを変えよと求める…。私はこれよりそなたのような者を粛正するため、法を整え政を行う」
悪役が、ピッタリにあっております。

やはり、法を整えるのね。


大人と子供のような・・・清盛は、言い返せませんでした。
家に戻った清盛は明子から懐妊したことを告げられます。喜びまくる清盛。解りやすくっていいですね。

THEナンバー2・平重盛〜平家滅亡のキーパーソン〜はこちら
で、いつも太陽のような兄とは対照的に書かれている弟・家盛。
冒頭で恋人がいるにもかかわらず、縁談を親に言い渡された場面がありましたが・・・。恋人を捨てて、婚儀の件を受け入れるシーンで終わってしまいました。

「いいのだな」みたいに、念を押す忠盛。忠盛さん、宗子さんは嫌なのですか?

恋人に対して、踵を返し無言で去っていく家盛。。。悲しいですね。。。「お坊っちゃんキャラ」な家盛ですが、大東君、儚い家盛のいい雰囲気が出ています。
我慢しちゃ駄目よ!!家盛!!
今回も楽しく見ることが出来ました。
先週は、「スラムダンク」様式で書いていましたが・・・。
なかなか、個のキャラが確立してきて当てはまらなくなってきました。っていうか、面白くなってきましたね。

私としては、不慮の死を遂げる家盛に、満足のいく人生を全うしてほしいなあって、思っています。
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