今回の主役は新選組隊士・鹿内薫、愛を知らない男が、小つるという女性を愛し、夫婦になったことで、死ぬことが怖くなって・・・。という作品でした。
新選組隊士でも人間なんだよ!!みたいな感じで良かったです。小つるは、幼い顔立ちかと思えば色っぽい女の顔を見せるところもあって、「男が惑わされている感」があって、良かったです。
でも、歳さんが、いよいよ鬼になってきました。局中法度が幅を利かせてきましたね。
実際、どんな暴れ者が入ってくるのかもわからず、規則は必要だったのでしょうが、それが、儚くもあり、滑稽でもある新選組の魅力なのですがね。。。。
第8回「臆病者」
これは、原作の「海仙寺党異聞」でしょうか?
歳さんと小十郎のやり取りには、緊張するものがあって良かったです。これは、なんの違和感もなく、面白かったです。
第9回「謀略の嵐」
一言で「げっ

いつもドラマの寸評を書くときに気を付けていることは・・・
「悪口はやめておこう」ということ、もう一つは、「時代考証は気にせずに見よう」ということです。それは、パパがいつも言っていること。「ドラマやからなあ・・・。」ってことで、大河ドラマの「江」も、面白く見ていましたが・・・。
一言で、「歳さん軟弱・・・。あんな歳さん見たくない

司馬遼太郎さんの歳さんは、100%かっこいいのに。。。

だいたい、前々から、オリジナルのお美代が出てきた時点で「



私の中での歳さんの恋人は「燃えよ剣」でのお雪だけです。

おまけに、女の人を間者にするなんて、歳さんはしないよ・・・。きっと。歳さんは、遊び人だったけど、モテてモテて仕方なかったけど、それは玄人筋の人だけで、素人さんに手を出すなんて、ありえない

いつも思うことは、十津川警部シリーズでも、原作にはない「ヒロイン」が出てくるのですが、ヒロインは必要ですか?渡瀬恒彦さん、好きですが、「十津川警部が女の人にたいして鼻の下を伸ばしているところは見たくはないのです。十津川警部、原作では、女の人の影も形もありませんよ

思わず、原作の小説をひっぱり出してきて確認してしまいました。

おまけに、桂さんと会っているってどういうこと?あきれてしまいました。。。
で、この回が、次の「油小路の決闘」に繋がるようですが、その時に気づきました。
山南さん、いつの間にいなくなったの?そういえば、少し前に、お団子食べているところを追っ手の総ちゃんに捕まっていたような・・・。総ちゃんは、兄のように慕っていました。本当は、逃がしたかったとか、切腹したとき介錯をしたのはその総ちゃんでした。もっと、ストーリーになったような気もしますが、何事もなかったかのように終わっていたのですね。

近藤・土方の間に割って入ったのは伊東甲子太郎、この頃近藤さんは、斬って斬って、粛清しまくる歳さんに嫌気がさしてきていて、「もっと、頭のいい人が欲しいなあ・・・」ということで、伊東一派を仲間にしました。
伊東は、新選組を乗っ取るつもりだったとか、今まで仲間だった試衛館の人の中でも、それぞれ違った考え方もあって・・・。そのことをすっ飛ばし、藤堂平助が伊東一派に入った理由とか、かなりいい人に書かれている斉藤一(悪相と思うのは、るろうに剣心のせい?)は本当は、歳さんの命令で伊東一派に潜入していたとか。。。だから、お美代が間者ではなくって、斉藤一が言ったんだって・・・。みたいな。
史実はどうであれ、池田屋は山崎蒸が、伊東への潜入は斉藤一がいいのです。


で、最後は腑抜けの歳さんで終わってしまいました。これは、ラブロマンスだったのでしょうか?
ああ、最後までみて、感動して終わりたいと思いますが。。。できるのでしょうか。

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