2013年02月20日

タイのバンコクには・・・東京都バンコク区が!?

アジア力 [単行本] / 後藤 康浩 (著); 日本経済新聞出版社 (刊)
アジア力 [単行本] / 後藤 康浩 (著); 日本経済新聞出版社 (刊)

日本人向けの幼稚園がバンコク市内に13か所もあります。
日本企業のタイ進出に伴って、家族を連れて赴任することが増えているのです。
2012年8月には東南アジア初のスーパー銭湯が登場しました。
Shibuya19も・・・バンコクには日本が溢れています。
古くからの親日国家ほほえみの国・タイに照準を合わせてきています。

タイ王国・・・人口約6600万人・面積51.4000㎢、日本の1.4倍です。
日本の企業が進出ラッシュ。
去年の日本からの直接投資額は・・・
中国が6860億円に対し、タイは1兆1300億円になっています。
どうして進出ラッシュなのでしょう???
それは、「タイ=中国−反日−模倣品」だからです。

バンコクは好景気に沸いています。
そこに出来た新名所・・・丸ごと日本デパートがありました。
その中でも賑わっているのが日本食レストラン。
バンコクの13,000軒中1700店が日本食レストラン・・・世界一日本食レストランの比率が高いのです。
そこで、ジャパンフードフェスティバルが行われました。
これからタイに進出しようとするお店が挑戦しています。

そこには“ぼてじゅう”の姿もありました。
中国撤退後のタイ進出を検討です。
2009年に中国・上海に進出したものの・・・
模倣問題の為に撤退していました。
中国人スタッフが、レシピを持って店舗を出してしまったのでした。
タイの日系企業とは、守秘義務を結べるのが一番のメリットです。
秘伝の粉になるものを現地で調達します。

テーマは“現地調達”で挑む参加8店舗。。。
ぼてじゅうには列も・・・
価格は150バーツ。地元の人の反応は・・・美味しいと、上々です。
ぼてじゅうは、今年の夏にタイに進出、韓国・台湾・シンガポール・・・アジア4か国地域の拠点にしようとしています。

タイと日本は600年以上も前から親交があり、14世紀のアユタヤ朝には日本人街があったと言われています。
第2次世界大戦の時も、タイには侵略していない・・・ということも魅力の一つです。
って、たぶんにご迷惑をかけたと思うのですが・・・
どうでしょう???
また、国王が国民の象徴であること、仏教国であるということも親近感がわくと言えます。

2011年の大洪水・・・ピーク時には国土の1/3が浸水しました。
日系企業460社が被災、この時の被害は、3兆5000億円と言われる巨額なものでした。
当時タイは、世界最大のHDDの生産国だったので、日本でパソコンやDVDレコーダーが・・・プリンターも品薄になりました。


現在その地域は・・・ひっそりと静まり返っていました。
廃墟と化した工場・・・
サハラタナナコン工業団地・・・洪水後7割が閉鎖し、別の場所へ移りました。

あの時飲み込まれたHONDAは・・・???
新しい壁を延々と築いていました。
その高さ6m。
壁の中は車で埋め尽くされていました。
2012年3月に再開し、フル稼働しています。
今、タイでは日本車が沸騰!!
日本車のシェアは、88%に上ります。


洪水被害のなかった地域には・・・
アマタナコン工業団地が!!
東南アジア最大の工業団地です。
今後、どんどん拡張する予定です。
総従業員数15万人。進出600社のうち7割が日系企業、自動車関連企業が集積しています。

ここに、日本からの視察団が殺到しています。
中国のリスクを避けタイに・・・!!

タイでよみがえった家族的経営。
タイ人は社長をお父さんとしてみる風潮がります。
一緒に食事をして、お酒を飲んで分かり合うことが出来るのです。
高度成長期の日本が見受けられます。
タイでの成功の秘訣は、アットホーム経営なのかもしれません。

1年間の労働争議の件数は・・・
タイが66件なのに対して中国では60万件にも上ります。
どうしてこんなに違うのか???
もちろん気質の問題もあるでしょう。
しかし、中国は社会構造が工場労働者、農民といった低所得層とその上の中流層との格差が激しくなっている・・・この軋轢が不満となって表れてきています。
対してタイは・・・工場労働者も含めて中流になってきているのです。
だからこそ、不満も小さくて・・・数字となって表れてきています。


ちなみに、一般行員の平均月収は・・・

深圳・・・・・・2万9481円
ハノイ・・・・・1万0323円
プノンペン・・・・・7626円
ヤンゴン・・・・・・6324円
ジャカルタ・・・1万9437円
バンコク・・・・2万6598円

中国とタイはあまり変わりません。
給料だけを見ると、タイの競争力はあまりありません。
また・・・国が導入した300バーツ政策。
今年から最低賃金を最大90%引き上げ1日300バーツ(900円)にしようと義務付けました。
しかし、企業にとっては、出費がかさむことになります。。。

日本企業の進出のメリットはなくなるのでしょうか???

“タイは大アジアの心臓に”

タイは、ASEANの一国です。
成長率がぐんぐん上がっています。
ASEAN市場の中心であるタイには、成長の追い風が吹くことに間違いありません。
ASEANは、ASEAN経済共同体(EUのようなもの)を2015年に創設予定です。
人・物・お金の移動が自由になります。

そうなると、周辺の国からタイへの出稼ぎが自由となります。
労働力の供給が期待できます。
タイをベースキャンプとして・・・分工場を造るという展開も出来るかもしれません。

ASEAN+インドを中心とする南アジア・・・これが、経済の基盤となっていくことでしょう。

日本は取り残される???
アジアから刺激をもらって、日本企業も変わっていかなければなりません。

勝つ工場―モノづくりの新日本モデル [単行本] / 後藤 康浩 (著); 日本経済新聞社 (刊)
勝つ工場―モノづくりの新日本モデル [単行本] / 後藤 康浩 (著); 日本経済新聞社 (刊)

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posted by ちゃーちゃん at 11:33| Comment(0) | 未来世紀ジパング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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