アジアで急成長した国、シンガポール。
大きさは、東京23区ぐらいの大きさです。もともとマレーシアの一部でしたが、分離・独立しました。
イギリス連邦に加盟する都市国家で、中華系・マレー系・インド系など、多様な民族が暮らしています。
その経済政策の中心となっているのが国を挙げての観光振興です。
年におよそ1000万人の人が観光に訪れます。
2010年3月、セントーサ島にユニバーサル・スタジオ・シンガポールがオープンしました。
さらなる観光客の集客に・・・
マリーナ・ベイ・サンズが出来ました。
3つのタワーからなるホテルに巨大ショッピングセンター、カジノがあります。
観光施設とともに力を入れているのが、都市の緑化計画です。
これは、49年前から行われています。
政府がインフラ整備と同じくらい大切にしている部分です。
景気が右肩上がりのシンガポールでは、高級車ブームになっています。
そんな成功者たちの住むマンションには・・・車専用のエレベーターがあって、愛車を自宅のそばまで運ぶことが出来ます。
そのマンションのお値段は6億円以上。
高級志向は・・・高級魚・アロワナの養殖もしています。
夜景など、ライトアップビジネスも盛んになっています。
シンガポールの人口比率は・・・
中華系74%、マレーシア系13%、インド系9%、その他・・・
いろいろな人が住んでいます。
いろんな人がごちゃ混ぜになった文化、それがシンガポールです。
では・・・多民族が仲良く経済発展できているのは何故なのでしょう???
それは。。。シンガポールがとっても洗練された独裁的国家だからなのです。
野党が選挙で当選しにくい・・・
そんな選挙区の区割りにした・・・法律を変えたりしている国です。
初代首相・リー・クアンユーの強いリーダーシップのもと、発展を遂げてきました。
開発独裁・・・急速な発展を目指す国で、政治を安定させるために国民の政治参加を制限し、独裁が行われる国にしているのです。
新聞でもテレビでも、政府のことは批判しないことになっています。
そして、外国のメディアがそれを批判すると、その新聞はシンガポールへの持ち込みは禁止されることになっています。
シンガポールは、”FINE COUNTRY”と、よく言われます。
その意味は・・・
@素晴らしい
A罰金
チューインガムも・・・
捨てるの禁止 ⇒ 販売禁止 ⇒ 持ち込み禁止
になってしまいました。
日本も・・・
細かい政策の話だけでなく、国としての大きな方向性をみんなで考えていかなければなりません。
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