2012年10月11日

「西太后“国も美貌もアンチエイジング”」

待ってました。
「追跡者 ザ・プロファイラー」です。

西太后、残虐でとても有名な独裁者のように言われています。
今から100年以上も前、中国は清朝末期に50年近く権力を握り続けた女性です。
権力と美しさを追い求めたその素顔とは???


西太后のカルテ・・・
中国・北京にある紫禁城。
巨大帝国・清の皇帝の宮廷です。
西太后は、側室から清朝最後の最高権力者へと上り詰め、君臨します。
現在は故宮博物院になっています。
そこに膨大なカルテはありました。

日々の健康状態や薬、美容術なども書いてあります。
そこには、西太后がお世継ぎを生んだ21歳のときから亡くなる日まで書かれていました。
このカルテを見れば・・・西太后の人生がわかるのです。


西太后が宮廷に入ったのは、18歳。
時の咸豊帝の妃選びに合格した、もともとは中堅官僚の娘でした。
清国の妃選びは、家柄の高い人、きれいな人はあえて避けていました。
それは・・・皇帝が絶世の美女に惑わされたり、妃の実家を登用して政治がおろそかになるのを防ぐためでした。

9人いる側室の1人として生活し始めました。
そして・・・皇帝の世継ぎ候補の男子を生みます。
側室の中で一番の地位を得ることになりました。

20代のカルテには・・・月経の痛み、泌尿器系の感染症を治す処方・・・体調管理がほとんどです。

40代になると・・・西太后が権力をふるうようになると・・・
仕事に追われ、頭がボーっとし、耳鳴りがする。
考えすぎて鬱状態、疲労に耐えきれない。
政治や国のことで苦しんでいたのでしょうか???

晩年の60代には・・・
外国との戦争に敗れ、各地で諍いが起き、清国存亡の危機がやってきます。
この時使われていたのは・・・体の毒を抜き肌を潤す美肌漢方、デトックスが何回も処方されています。

西太后のカルテは、美容法や健康維持に変わっていきました。
その大きな先の目的は不老長寿・アンチエイジングでした。

悪女???ではなく、人を使うのが上手な人だったようです。


どうして、カルテを残したのでしょうか???
中国は、人治国家・・・強い指導者・・・最高権力者の健康が政権の安定に直結したもののようです。

身長最盛期の第4代乾隆帝は享年89歳ですが・・・
清朝末期には、
第7代 咸豊帝享年31歳。
第8代 同治帝享年19歳。
第9代 光緒帝享年38歳。

と、短命になっています。
この時に権力を握ったのが西太后でした。
最高権力者には、体力と健康が必要でした。


西太后の美容に関するこだわり・・・
それは、権力への執着と比例して伸びていきます。

咸豊帝は、西太后を秘書のように扱っていました。
西太后は、当時の女性にしては珍しく、読み書きができたのです。
公文書の作成や、政治の相談にも乗ったようです。

その西太后が一目置かなければいけないのが・・・
東太后・・・咸豊帝の正夫人です。
東太后は後宮で、3000人の頂点に立つ女性でした。
東太后は、皇帝の子供を産んでいませんでしたが、その存在は絶対的でした。

二人の運命が変わった事件・・・
それが、1861年の咸豊帝の急死でした。

跡を継いだのは、西太后の産んだ同治帝でした。
まだ6歳の子供をめぐって、熾烈な権力闘争が始まります。

一つは亡き皇帝の弟・恭親王の一派、もう一つは同治帝の後見人の大臣一派です。
大臣たちは、幼い皇帝を操って、西太后さえも排除しようとします。

「抹殺されるかもしれない・・・」

西太后が助けを求めたのが、東太后でした。

「私たちの息子を守れるのは私たちだけです。。。」

東太后を味方につけ、恭親王も味方につけ、大臣一派を追い詰めていきます。

その手法は・・・二人は後宮を出て、政治の舞台へ上がることでした。
中国の歴史上、600年ぶりに行われた垂簾聴政・・・。
帝の後ろに御簾を立て、その後ろから二人の太后が操る傀儡政権です。

この時は西太后27歳でした。


そして、もう一つ追求したものが・・・
永遠の美でした。

卵白パックにリンパマッサージ、花の香りのマッサージ・・・
すでに100年以上も前にアロマオイルを使い、温ケアを実践していました。
男性的な権力と女性的な美・・・その二つを掌握しようとしました。



印章。。。
咸豊帝から同治帝に受け継がれた印鑑には「同道堂」の文字があります。
自分の蔵書など個人的な持ち物に押した印です。

東太后が受け継いだのは「御賞」。
咸豊帝が骨董品を評価するときにつかったものです。
自分の死後に、皇帝の詔書にはこの二つの印を押すように・・・と言い残しました。
この印が権力の象徴となっていきます。
中国の、公式文書を大切にする文書主義がそこにはありました。


18歳となった同治帝は、自ら政治を行い始めます。
西太后39歳・・・

「おなかを痛めたわが子に、ようやく親孝行してもらえる生活ができる」

と、息子が治める世で、美容と娯楽三昧の生活が待っているはずでした。

しかし・・・
1年後、同治帝がはやり病で死去。19歳の若さでした。


息子がいなかったので・・・
西太后が動き出します。

遺言として、後継者を発表します。
同治帝のいとこ・載湉4歳でした。

載湉の母は、西太后の実の妹・・・
こうして、権力の座に返り咲いたのでした。


西太后が愛した料理・・・
ツバメの巣のスープ、このツバメの巣は、タイ国王からの貢物でした。
魚の浮き袋はベトナムやフィリピンから・・・。
そして、この料理には、料理人だけではなく、医師も深く加わっていました。

46歳のカルテには・・・
筋肉の痛み、食欲不振・悪寒・精神の不安定・・・とあります。
度重なるストレスに、心身をむしばまれていたことがわかります。

それを救ったのが、滋養に満ちた宮廷料理なのです。

“食べることが一番大事”これが、「医食同源」へと繋がりました。


西太后には2枚の肖像画があります。
60歳の時に中国人画家が描いたものと、68歳の時にアメリカ人画家に描かせたものです。


北京郊外にある巨大庭園“頤和園”。
世界遺産に指定されています。
55歳となった西太后は、紫禁城からここに生活の場を写し、引退生活に入ります。

が・・・
清国は、欧米列強に悩まされてきました。
19世紀半ばから敗北を重ね・・・

領土や権益を奪い続けられていました。
その上、日清戦争でも敗北。
清国の弱体化・権威の失墜は明らかでした。

そんなころのゆるぎない権力者を描いたのが、中国人画家の描いた一枚。


しかし、光緒帝は、西洋風の改革を目指します。
これに、西太后は猛反発。

そんな中・・・1900年義和団事件が起こります。
西欧列強や日本はこれを撃破、紫禁城を制圧してしまいました。

西太后66歳にして、最大の屈辱でした。

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しかし、西洋式の政治体制への改革を受け入れ始めました。
そこには、美容も政治もアンチエイジング・・・美しく健在であり続ける・・・というメッセージがありました。

東洋ではもともと肖像画は亡くなった後に描くものとされていました。
身分のあるものは顔をさらさない・・・という感じだったのですが、西洋流にアピールするためには必要だったようです。

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西洋を受け入れる・・・脳をアンチエイジングしたようです。

西太后の最晩年の言葉
「英国のヴィクトリア女王は男の大臣たちと相談して物事を決めるらしいが、私は違う」

側室から最高権力者へと上り詰めた自信が言わしめたのでしょうか???

1908年西太后死去。享年74歳で・・・申告が滅びたのは、その3年後でした。

西太后の亡骸は美しく、生きているかのようだったそうです。


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posted by ちゃーちゃん at 17:51| Comment(0) | 追跡者 ザ・プロファイラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「軍師 官兵衛」は岡田准一くんで。

2014年の大河ドラマが決定しました。

岡田准一くん主演で「軍師 官兵衛」です。

岡田准一くんは、最近BS売プレミアムの「ザ・プロファイラー」でお世話になっています黒ハート

歴史にも詳しくって、毎回楽しみにしているのですが黒ハート


とっても、期待しています。

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岡田さんと言えば、SPのカッコいい役とか、「花よりもなほ」「陰日向に咲く」ののほほんとでも真剣な役、「木更津キャッツアイ」のちょっとエッチな三枚目・・・

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色々な役で楽しませてくれていますが黒ハート


黒田官兵衛・・・竹中半兵衛と比較されますが、なんの見返りもなく自分の策を授ける美少年だった竹中半兵衛とは違って、功名心もあり、牢に入れられ死にかけたりの苦労もし、一癖も二癖もある”兵衛”さんの方です。


やりがいのある面白い役なんじゃないかしら???


今、「平清盛」では、V6の森田剛くんが平家にとってのキーマン”平時忠”をやっています。
なかなか「お主も悪よのう・・・」っていう感じ???
でも、あれはあれで、必要悪だと思うので、いい味出しています黒ハート

来年の大河ドラマ「八重の桜」は、私のイメージからすると、とっても人気が出そうです。

最近の大河は女性の主役の方が人気ありますもんね。失恋


山本八重子は行動派だからいろいろ面白いシーンもありそうですが。
でも、やはり大河ですから、大きな河をみたいので、岡田くんには、そんなドラマを期待しています。


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posted by ちゃーちゃん at 08:41| Comment(0) | 歴史ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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