子供が夏休みなので、なかなかまとまった時間が取れません。

今日は登校日。子供も久々のお友達で楽しいでしょう。

今から67年前、日本は戦争をしていました。
改めて、戦争について考えます。
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テーマは、「熱狂」と、「独裁」。。。
日本を戦争へと突き動かした熱狂とは???
熱狂が生んだ独裁者「ヒトラー」
そして、それが、戦争に向かって国を突き動かす原動力となります。
日本を戦争へと導いた「独裁者」は???
戦争責任を取ったのは、東條英機ですが・・・
しかし、日本にはあまり独裁者というイメージがありません。
しかし、戦中・戦後の庶民の生活を見ると・・・
統制下の暮らしでは・・・
昭和14年9月1日「興亜奉公日」が始まります。
毎月1日は、アジアの発展の為に質素に暮らし、神社参拝・勤労奉仕などをしました。
臨時召集令状「赤紙」で招集されれば、誰もが兵士となりました。
当時、銃は天皇からの賜りものとされ、厳粛に賜りそれを持って戦地へと向かいました。
日中全面戦争が始まると、兵隊を急激に増やし、真珠湾攻撃時には241万人、その後赤紙を大量に発行し、終戦時には700万人を超えたと言われています。
戦地では兵士の数が足りず、人々は、訓練もそこそこに戦地へと送られました。
銃後の備えと空襲・・・
銃後とは、直接戦争に関わっていない一般国民や日本国内のことですが。。。
「大日本国防婦人会」「愛国婦人会」などがあり、みんな夫や父親が戦地へ行っている間、日本国内を守ろうとしました。
![3661229435_48de4a6a54[1].jpg](https://chachacha-mama.up.seesaa.net/image/3661229435_48de4a6a545B15D-thumbnail2.jpg)
戦時中は、経済を支えていたのは女性でした。
選炭・・・石炭の品質や粒子の大きさに応じて分別。
しかし、男たちが居なくなると、石炭堀まで担いました。
農場でも女性が・・・
軍需工場にも・・・
かなり危険な作業もしました。
12歳以上40歳未満の未婚女性は、「女子挺身隊」として1年間の就労が義務付けられていました。
「欲しがりません 勝つまでは」
これは、昭和17年大政翼賛会と新聞社が募集した標語の入選作です。
そう、新聞社が募集したのです。
戦中の、学童・学徒は・・・
昔は小学校は「尋常小学校」と呼ばれていました。
しかし、昭和16年には「国民学校」となります。
良き国民を育てる学校・・・
お国の為に命を投げ出せる国民を・・・。
子供たちも、労働力になっていきます。
「勤労動員」です。
昭和16年国民勤労報国協力令により、子供たちが軍需生産に努めるようになります。
昭和20年3月には、国民学校が1年間休校となり、生徒たちは軍需工場に動員されます。
軍服を縫う女学生たち。
それ以外に、戦闘機の木製燃料補助タンクも・・・
7月には、全国で343万人が動員され、不慣れな作業事故で亡くなった人が6万にいたといわれています。
「石油の一滴は 血の一滴」
当時日本は、石油の輸入量の3/4をアメリカに頼っていました。
そのアメリカを敵に回したことで、石油はほとんど入ってきませんでした。
昭和16年には乗用車のガソリン使用禁止。
代わりに登場したのが木炭自動車でした。
「敵性語」
アナウンサー=放送員
レコード=音盤
コロッケ=油揚げ肉饅頭
外来語は、日本語に置き換えられました。
野球では・・・
ストライク=よし
ボール=一つ
アウト=ひけ
ファウル=だめ
です。
熱狂した日本の”息苦しい生活”とはどんなものだったのでしょうか?
鉄や皮は足りないので湯たんぽは陶器製。
アメリカは、夜に爆撃しました。空襲を防ぐため灯火管制をして、明かりが漏れないようにしていました。
昭和19年には空襲が本格化、200都市以上、死者は55万人にも上りました。
![tokakansei3[1].jpg](https://chachacha-mama.up.seesaa.net/image/tokakansei35B15D-thumbnail2.jpg)
ガラスにはテープが張られています。
爆風で、ガラスが飛び散らないようにしてあるのです。
ラジオは欠かせません。
「勝った、勝った、また勝った。」
新聞も号外を出します。
日中戦争をきっかけに、ラジオが普及し、新聞を取るようになっていました。
ラジオから、日本軍の連戦連勝が伝えられます。
しかし、国内の暮らしは厳しさを増していきます。
昭和15年配給制開始。
さらに食料不足が深刻化し・・・
都会の真ん中に畑「決戦農園」・・・運動場にも畑が作られました。
空き地という空き地が農地となりました。
昭和16年金属類回収令。
戦闘機や銃にするため、家庭にも鍋・釜の供出が求められました。
「家庭鉱脈」です。
昭和17年5月には、お寺の鐘や仏具なども供出の対象となりました。
お国の為に・・・
また、隣組が作られます。
町内会の下に作られた地域組織で、配給・互助・自警などに当たりました。
空襲に備えて防空訓練が行われるようになります。
戦時下の連帯責任を担い、参加しない人は”非国民”のレッテルを貼られてしまいました。
そして、結果的に監視し合って戦争への道を進むのです。
さらに、人々におそれられたのが憲兵でした。
憲兵は、陸軍所属の軍事警察です。
軍隊内の秩序維持が目的でしたが、次第に一般化し・・・一般人の生活も取り締まるようになります。
それが当たり前の時代でした。
そして、その人たちを煽ったのが”マスコミ”です。
大本営の発表をそのまま発表しました。
どうしてこのように発表したのでしょうか?
そこには大阪朝日新聞の不買運動がありました。
戦前、日本の軍備を縮小すべきだと報道
中国大陸に進出していく日本軍を批判したのですが・・・
結果は・・・
「みんなで戦っている時に軍部を批判するとは何事か!!」
と、読者がいなくなってしまいます。
発行部数が激減した事件です。
国民が、”そう書かない新聞”は買わないと判断したのでした。
それが、右へ習え・・・になっていったのです。
その批判は、今のマスコミでも同じことが起こります。
国民の人気のある人を”マスコミが叩く”と同じような結果になるそうです。
今日はゆっくりレポートできると思ったのですが・・・
用事が出来てしまいました

続きはまた今度ゆっくり・・・

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(「日々のニュースや、私たちが生きている現代のさまざまな出来事を理解するためには、その少し前の歴史を知る必要があるのです」(「はじめに」より)。本書は NHK「週刊こどもニュース」キャスターの池上彰が、大学生、新社会人に向けて第二次世界大戦後の歴史をやさしく解説した「現代史の入門書」だ。ただし入門書とあなどることなかれ。「中国と台湾はなぜ対立する?」「イスラエルが生まれ、戦争が始まった」「『ひとつのヨーロッパ』への夢」など、今日のニュースの背景を解く全18章は、「今さら人に聞けない」社会人にとっても救いの連続である。大戦後に生じた数々の争いを陰で操る大国、核戦争の縁に立った人類の危機…。現代史ゆえに、当時の軍事作戦が詳細かつ正確に記述されていたり、当事者の語った言葉そのものが書かれている点も興味深い。 <p> 高校の歴史の先生を思い出させるわかりやすい語り口に加え、数多くの報道写真と図説で視覚に訴える作りは、まさにニュース・キャスターならでは。小見出しを多用したコンパクトな文章、人物や用語解説のミニコラムも便利。ただし地図に関しては、必要以上に大きかったり、不要と思われるものもあるなど工夫がほしいところだ。巻末の「もっと知りたい人のために」では、役立つ本やビデオが豊富に紹介されている。単なる専門書の羅列ではなく、おすすめスパイ小説、自伝、戦争取材ものなど、各章に関連してジャンルにこだわった選がうれしい。(岸田晴子))
そうだったのか! 現代史 (そうだったのか! シリーズ) [単行本] / 池上 彰 (著); ホーム社 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51526DR9B7L._SL160_.jpg)
そうだったのか! 現代史 (そうだったのか! シリーズ) [単行本] / 池上 彰 (著); ...
![DVDブック 池上彰 テレビ東京 小学館発行年月:2008年12月 予約締切日:2008年11月29日 ページ数:58p サイズ:単行本 ISBN:9784093797924 付属資料:DVD1 池上彰(イケガミアキラ)1950年長野県松本市生まれ。慶応義塾大学卒業後、73年にNHK入局。報道局社会部記者などを経て、94年から「週刊こどもニュース」の語り手であるお父さん役を務める。わかりやすく丁寧な解説が人気を集める。2005年にNHKを退社し、現在はフリージャーナリストとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 真珠湾攻撃・山本五十六の戦略ーカラーでよみがえる衝撃の瞬間/日露戦争の二人の将軍ー乃木希典と東郷平八郎の貴重映像/冒険者たちーリンドバーグ、白瀬隊ほか20世紀初頭を飾った先駆者たち/第一次世界大戦ー戦闘機から毒ガスまで続々登場する近代兵器の記録/ロシア革命ーレーニンの演説映像とシベリア出兵/若き日の昭和天皇ー欧州歴訪時の貴重な映像や大震災の視察風景/関東大震災ー今だから痛感する「死者・行方不明者10万人以上」の惨劇/中国革命の父・孫文ー辛亥革命を成しとげた英雄の肉声/飛行船の華麗で悲劇的な運命ードイツが誇った飛行船の威容と衝撃的な爆発シーン/満州事変・関東軍の暴走ー鉄道爆破直後の現場と参謀・石原莞爾の映像/第一次上海事変ー逃げまどう上海市民と謀略を認めた田中元少佐インタビュー/上海爆弾テロ事件ー後の外相・重光葵“片足負傷”の衝撃映像と抗日運動/満州国建国・傀儡政権の樹立ー「悲劇のラスト・エンペラー」溥儀の実像/国際連盟脱退ー総会で演説する松岡洋右外相の歴史的な「退場」シーン/独裁者ヒトラー誕生ー比類なき煽動家の怒号のような演説に圧倒 20世紀は、「戦争の世紀」という人もいますし、「発達の時代」と言われたりもします。人によって様々な見方があります。でも、ひとつ言えることは、20世紀は、まぎれもなく、21世紀の今を作った土台だということです。今、世界が抱えている問題や暮らしていて便利になっていることの理由は「20世紀」に隠されているのです。その「20世紀の時代」は私たちの眼で確認できます。それは、「映像」が残されているからです。世界各国、日本国内で撮影された膨大な映像の中から、“とびきりの瞬間”を選び出しました。さあ、20世紀劇場へ、ようこそ。 本 人文・思想・社会 雑学・出版・ジャーナリズム ジャーナリズム 人文・思想・社会 歴史 世界史 池上彰の20世紀を見にいく [ 池上彰 ]](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F0937%2F09379792.jpg%3F_ex%3D160x160&m=http%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F0937%2F09379792.jpg%3F_ex%3D160x160)
池上彰の20世紀を見にいく [ 池上彰 ]

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