2012年04月12日

開国前夜、アジア最大のフロンティア・ミャンマー

千葉市郊外の・・・日本車の沸騰現場へ。

ここには、大量の中古車が・・・。
隙間なく、3,000台置かれています。
関東一円から集められた車は、週に一度オークションにかけられます。

ここで落札されたものの中には、海外に輸出しているものもあります。

マーケットとして注目されているのは、ミャンマー。
なぜ今、ミャンマー向けの輸出が増えているのでしょうか?
この中古車は、いくらで売られているのでしょうか?

開国前夜、アジア最大のフロンティア・未開拓の市場。。。ミャンマーとは一体どういう国なのでしょうか?
日本企業が沢山動き始めています。目覚め始めた巨大市場ミャンマーの可能性とは?
ミャンマー政治の実像―軍政23年の功罪と新政権のゆくえ (アジ研選書) [単行本] / 工藤 年博 (編集); アジア経済研究所 (刊)
ミャンマー政治の実像―軍政23年の功罪と新政権のゆくえ (アジ研選書) [単行本] / 工藤 ...

ミャンマーとは・・・。
日本では、「ビルマの竪琴」で有名です。そう、あの「水島帰ってこい!!」です。
他には、民主化運動の指導者”アウン・サン・スー・チー”さんです。

人口は6000万人、一人あたりのGDPが、702ドル(世界152位)、アジアで最も貧しい国の一つです。

1962年クーデターで軍事政権に。
1988年には、民主化運動を弾圧。
アメリカはこれに抗議して、1997年経済制裁を強化しています。
つまり、アメリカの企業は、1997から続く経済制裁で、ミャンマーへの投資が禁止され、2003年からはミャンマー製品の輸入が禁止されています。
日本は経済制裁はしていないものの、消極的にならざるを得ませんでした。

2011年民主化への改革が始まりました。
去年、クリントン国務長官の訪問をきっかけに、アメリカは経済制裁の段階的緩和に動き出しました。
スー・チーさんも国会議員に当選。

日本の大手企業も、ミャンマーに進出し始めました。ローソンとかね。

中でも一番沸騰しているのが中古車。中古車が一番高い国なのです。


ミャンマー一の大都市ヤンゴン。人口600万人の経済の中心地です。
国民の9割が仏教徒です。
食料の自給率は高く、110%です。物が溢れていますが、平均月収は1万5000円程度。

そこでは日本の中古車が大人気。
ミャンマーの車の95%が、日本車です。
廃車寸前の車でも大人気で走っています。

カードもローンもないこの国では、現金で取引されています。
その驚きの中古車価格は。。。
一番人気は、2003式年のトヨタのマークU、日本だと60万円の物が、300万円です。
97年式ハイラックスサーフは450万円。
どの車も、200万円以上します。
どうしてこんなに高いのでしょうか?
それは、政府の発行する輸入許可証に140万円かかるからです。

それでも、あるお店では毎月400台売ります。
これでも、6〜7割は値下がりしたといいます。
以前は1000万以下では車は買えませんでした。
というのも、輸入許可証が1000万円かかったのです。

この1年でいったい何があったのでしょう?

2010年に総選挙が実施され、軍事独裁政権から民主的な政治体制へ移行しました。
その経済政策の目玉は、中古車輸入の規制緩和でした。
これまで、新車の輸入が禁止、中古車も台数制限が設けられていました。

しかし、2011年9月から、製造40年以上の車を廃車にすれば、誰でも中古車を輸入できる権限を得られるようになりました。

しかし・・・
6か月後には新車の輸入許可証を政府が発給するかもしれないので、中古車も安泰とは言えないそうです。


ミャンマーでは、車は資産です。というのも、お金、紙幣が紙切れになってしまったことが3回もあります。
だから、ものに変えたがるのです。

今そこに異変が起ころうとしています。
日本車のライバル登場です。
それは、130万円の新車。中国製の「チェリーQQ」です。

中国の自動車メーカー「奇瑞」社が製作している低価格の車です。ミャンマーでは唯一の新車です。
予約待ち、売り切れ続出で、在庫がありません。
日本ピンチ!!
日本は、アメリカの経済制裁を受けているミャンマーでは現地生産できないという現実がありました。

しかし、どっこい日本の車は、中古車でもなかなか壊れないので、日本の新車のライバルは日本の中古車になりそうです。



2012年日本企業44社が集まって、製品をPRする「ジャパンフェスティバル2012」がありました。
商品は見本でしたが、勝っていく人が続出です。
メイドインジャパンに興味津々です。


しかし、すでにミャンマーに進出している企業もありました。
紳士服メーカー大栄既製服。10年前にヤンゴン郊外に縫製工場を建設。
従業員500人。全て手作業で紳士服を作っています。ハンドメイドでも1万円。

意外な分野で活躍した日本人もいます。宝石鑑定人です。
ミャンマーの首都ネピドー。
そこでは、光沢のある石が・・・。ミャンマーは、鉱物資源の宝庫。ヒスイやルビーがたくさん取れます。
ルビーと言えば、ミャンマー。
品質を見分けてどのくらいの価値があるのかをアドバイスしています。
それは、質の悪いルビーでも加熱処理をすれば明るく輝くので、加熱処理されたものもあるのです。
ちなみに加熱処理されたルビーが100万円なら、同じ大きさの非加熱ルビーは1億円します。

今は世界では、「ルビー=ミャンマー」ではなくて、「ルビー=タイ」だと思っている人が沢山います。
それは、ミャンマーのルビーがタイに行って、加熱処理されて世界に出ているのです。
これを「ルビー=ミャンマー」にするのが彼の仕事です。

とにかく、見に行って、ビジネスを考えようという企業が増えてきています。

・ジャパンプレミアムがあって、日本人に優しい。
・治安がいい
・女性は勤勉で気立てが良い

だけど、
・男性は女性ほど勤勉ではない
・人前で怒るのは禁物

ミャンマー人は、日本人を尊敬してくれているので、日本人の住みやすい親日国です。
【送料無料】 ミャンマー経済の実像 なぜ軍政は生き残れたのか アジ研選書 / 工藤年博 【全集・双書】
【送料無料】 ミャンマー経済の実像 なぜ軍政は生き残れたのか アジ研選書 / 工藤年博 【全集...

↓ランキングに参加しています。
↓応援してくれると嬉しいです。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

社会・経済 ブログランキングへ



posted by ちゃーちゃん at 13:46| Comment(0) | 未来世紀ジパング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。