2012年04月10日

片男波と不老橋と山部赤人

山部赤人が、片男波を詠んだ有名な歌。

「 若の浦に 潮満ち来れば 片男波
         葦辺を指して 鶴鳴き渡る 」


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こんな海を見ながら読んだのかなあ・・・。と、思える雰囲気のある観海閣のある場所です。

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こちらは不老橋。

”不老橋”は、紀州藩第10代藩主の徳川治寶の命により、徳川家康を祀る紀州東照宮の和歌祭りの際に片男波の松原にある御旅所に向かうために通行した御成道に架けられたアーチ型の石橋です。

江戸時代のアーチ型石橋は、九州地方以外では大変珍しく、特に勾欄部分の彫刻が優れています。

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本当に、きれいですね。

その向かい側に塩竈神社があります。

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古くから安産の神として信仰されてきた塩竈神社は、大正6年に玉津島神社の祓所から神社になりました。

伽羅岩と呼ばれる結晶片岩でできた鏡山の南面に位置し、海風により自然に形成された洞窟の中には小さな拝殿が造られています。このほこらの中に神体の鹽槌翁尊(シオツチノオジノミコト)が祀られています。

神話では、兄海幸彦から借りた釣り針を失くし、兄の怒りにふれて困っている弟山幸彦に鹽槌翁尊が海神の所へ行くよう教えたそうです。

のちに山幸彦は龍宮の豊玉姫を娶られ、姫は懐妊し安産によって御子を授けられました。
このことから尊は、子授け・安産守護の神として古くから厚い信仰を受けています。

また、江戸時代の和歌山では「一に権現(紀州東照宮)、二に玉津島、三に下り松、四に塩竈よ」と歌われ、塩田の塩を焼く釜からこの名が付けられたといわれています。


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私たちも、あーこの生まれたお礼参りをしてきました。

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本当に潮の香りたっぷりの、情緒ある若の浦でした。

是非、お越しください。揺れるハート

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posted by ちゃーちゃん at 16:17| Comment(0) | 和歌山探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

被告人は土方歳三。

時代劇専門チャンネルでやっている「時代劇法廷」です。

今回は、第2シリーズの最終回に相応しく、被告人は「土方歳三」でした。

このシリーズ、面白いのですが、時代劇専門チャンネルなので、忘れてしまうのです。。。あせあせ(飛び散る汗)

せめて、BSでしてくれるといいのになあ。。。と、思いつつ、歳さんなので見逃せない!!と、思って見ました。

基本的なあらすじは、検事である渡辺いっけいさんが被告人を裁くのですが・・・いつも、逆転無罪っぽい?みたいな感じで終わります。
歴史を良く知っている人には浅い内容かもしれないですが、被告人として裁かれるというところが、なかなかコミカルで面白いのです。

で、今回の土方歳三。
新選組の「鬼の副長」こと土方歳三が、京都での様々な暴行、脅迫、及び日本各地でのゲリラ戦参加によって、公共の平穏を乱したとして「騒乱罪」で起訴されます。


で、近藤さんや勝さんが出てきて、証人喚問のようなことをしていたのですが・・・。

土方役は高橋一生さん。
写真にあるような洋装で登場していました。とっても似合っていて、「あ、土方さんだ・・・揺れるハート」と、よく解るカッコ良さだったです。

最終回に相応しく、「新選組血風録」の栗塚旭さんが出てきてくれました。黒ハート
お元気そうで何よりです。年齢を重ねても、歳さんはかっこよかったです。るんるん

栗塚旭/燃えよ剣 第一巻
栗塚旭/燃えよ剣 第一巻

で、なんやかんやと言っとりました。
暴行や脅迫は芹沢鴨だったとか、勝が無血開城の為に江戸から新選組を遠ざけようとゲリラ戦を各地で展開したとか。。。

でも、そんなこと言い出したら、長州も薩摩も「騒乱罪」でしょう。たらーっ(汗)

市村鉄之助が登場した瞬間、「あ〜、どう考えてもやっぱり無罪ね。」どうもっていくのかなあ。。。って。

結果的には、どちらが正義とか悪とか、それは後からのことで、みな自分が信じた道を全うしていた・・・みたいな雰囲気になって。。。

「無罪」だったのです。

でも、最後に検事が一言言います。

「土方さん、あなた本当は自分の死がやがては時代遅れになる「無駄死に」である事を知っていたんじゃないですか。


生きる為、未来の為の戦ならいざ知らず、死ぬための戦いなど私は断じて認める事は出来ない。


確かに騒乱罪はあてはまりませんでした。


しかし、私は思うんです、たとえ無様であっても生き抜いて、来たる未来を少しでも変えようともがき続ける、その事の方がずっと困難で大切な仕事なんじゃないかなって」

ん?そうかしら?

で、歳さんが・・・。

「確かに俺は逃げたのかもしれない、生きてこの世の為に尽くすという使命から。

  貫く勇気も難しいが引く勇気はもっと難しい。貴様からそれを思い出させられるとは。。。」

え〜!!そうなの???

それは言っては駄目でしょう???

っていうか、新選組でのその使命は、主に永倉新八であり、ちょっと斉藤一でないの?
みんな、歳さんにはそんなこと望んでないよね。。。きっと。


私の中での歳さんは、勿論「燃えよ剣」なのですが、やっぱり「武士としての死に場所を求めて北に進軍した」みたいなところがあるでしょう?


榎本武揚さんみたいに海軍を操れるとかなんとか、新政府に入れる立場ではなかったでしょうし・・・。
第一、近藤さんでさえ「打ち首・さらし首」なんだから、きっと、自分の最期は解っていたんじゃないかなあ。。。って思うのです。


最初からあった”違和感”は、歳さんは、被告人として申し開きなんかしない!!ってところだったのだと思います。そう、どんなものを見せてもらっても、きっと「燃えよ剣」の呪縛からは逃れられないのです。黒ハート


でも、かっこいい歳さんを見ることが出来て良かったです。黒ハート

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posted by ちゃーちゃん at 10:19| Comment(0) | 新選組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

和歌の神様・玉津島神社

東照宮や天満宮から歩いて来ることの出来る玉津島神社です。

「もうすぐ海かなあ揺れるハート。」
 なんて、海を目指して歩くと、見えてきました。まあ、どこに歩いてもここら辺は海に当たりますが。あせあせ(飛び散る汗)

桜がとても綺麗でした。
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当日は、第3回和歌の浦万葉&そとおり姫桜まつりが催されていました。
桜の中、お抹茶を頂いたり、短歌を詠んだり、音楽を奉納したり、情緒があって雰囲気たっぷりです。
が、我が家には時間がなく、余韻も楽しめないままでしたが。。。あせあせ(飛び散る汗)

入り口には小野小町が着物の袖をかけたといわれる「小野小町の袖掛塀」がありました。
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が、こんなに綺麗なのexclamation&question
って感じですが、まあ、良しとして・・・。揺れるハート

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この玉津島神社、稚日女尊、息長足姫尊、衣通姫尊の3柱に明光浦霊(あかのうらのみたま)を配祀しています。

古来玉津島明神と称され、和歌の神として住吉明神、北野天満宮と並ぶ和歌3神の1柱として尊崇を受けることになりました。(近世以降は北野社に代わって柿本人麿)。


社伝によれば、神功皇后が紀伊半島に進軍した際、玉津島神の加護を受けたことから、その分霊を祀ったのに始まったといいます。

神亀元年(724年)2月に即位した23歳の聖武天皇は、同年10月に和歌の浦に行幸してその景観に感動、この地の風致を守るため守戸を置き、玉津嶋と明光浦の霊を祀ることを命じた詔を発しました。これが玉津嶋の初見です。この時同行した万葉歌人山部赤人の詠んだ歌

若の浦に 潮満ち来れば 潟を無み 葦辺をさして 鶴(たづ)鳴き渡る
− 『万葉集』巻第六(国歌大観番号919)

は有名ですが、当時は島山があたかも玉のように海中に点在していたと思われます。

平安中期の歌人として名高い藤原公任も玉津嶋に詣でています。

そして、山部赤人の歌碑がこちら。
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やすみしし わご大君の常宮と 仕え奉れる 雑賀野ゆ
「そがひに見ゆる 沖つ島 清き渚に 風吹けば 白波騒ぎ
 潮干れば 玉藻刈りつつ 神代より しかぞ貴き 玉津島山」

「沖つ島 荒磯の玉藻 潮干満ち い隠りゆかば 思ほえむかも」

「若の浦に 潮満ち来れば 潟をなみ 葦辺をさして 鶴鳴き渡る」


こちらは、その隣にある「根上がり松」。
自然の力強さを感じます。

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徳川頼宣などによって近世に整備された玉津嶋神社は、和歌の浦の名所として巡礼をはじめ大勢の人々が詣でるところとなりました。
天満宮や東照宮も、片男波も近いしね。

現在においても玉津島神社とその一帯は、和歌の浦の歴史的景観の代表と言えるでしょう。

次は、その一帯へ。黒ハート

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ラベル:和歌 玉津島神社
posted by ちゃーちゃん at 08:11| Comment(0) | 和歌山探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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