今回は、中国が最も恐れている国。大国インド。
インド北部のバラナシ、この地最大の病院に潜入。
そこは、若い女性たちであふれていました。
診察の順番を待つ女性たち。それに対して先生も悲鳴を上げています。1日250人も診察するそうです。
病院も医者も足りません。そこは、産婦人科・・・。
インドの主産事情。
1日に約6万人、1年に約2000万人が増え続けています。これは、すごい!!
現在約12億人、10年後には中国を追い抜き、世界一になると予定されています。
夫婦も次々に誕生!爆発的に増えているインド人パワー!!
インドの基本情報
人口 約12億2,461万人(世界2位)
GDP 約130兆円
宗教 ヒンドゥー教(80.5%) イスラム教(13.4%) 他
言語 公用語ヒンディー語 準公用語 英語 他
このGDPは、年間8%ぐらいで成長中!!
今は中国のほうが多い人口は、10年後には、一人っ子政策のため中国が13万人、インドは17万人になる予定なのです。
インドの人口構造は、若い人が非常に多いこときれいなピラミッド型です。これは、貧しさから脱して裕福になってきたことを意味します。
インドの首都 デリー
現在のインドを代表するイベントが・・・。
それは、占い・・・結婚式の日取りを占いで決めるのです。
超豪華なインドの結婚式。

インドでは、11月27日からの3日間、デリーで約12万組の夫婦が誕生します。
中流(年収150万円)の結婚式。。。東京ドームほどの会場に、招待客は1000人を超えます。同時中継して、テレビで見ることも可能。1000人の人をもてなす従業員。その中で、料理はビュッフェ、ほとんどがカレーだが、ドミノピザも有り。
新婦のかっこうは、あの紅白の演歌歌手もびっくりの衣装。費用は、総額600万円。式の費用は、すべて花嫁側が出すそうです・・・。これは、困ったです。

結婚式は、夜が明けるまで続きました。
インドでは、合同結婚式も・・・

新郎の乗る馬車、51台。結婚式のお金がない人たちがこれに参加。富裕層から寄付金を募って結婚式をヒンドゥー教側が主催します。
お見合いが主流のインド。新郎の席には番号が振られていて・・・。そこに初めて会う新婦が

初対面の二人が夫婦となるのです。この結婚式は、無料というだけではなく、新婚生活に必要な家財道具一式、祝い金3万円が支給されます。
たとえ貧しくても、チャンスがもらえる!!それが、今のインド


実際どのくらいのペースで裕福になっているのでしょうか?
2000年には93.7%だった低所得者層が・・・2010年には53.4%に減っています。
非常な勢いで成長しています。これが、2020年には低所得者層が20.7%になるといわれています。
日本の高度成長期のようです。
では、どうしてこんなに成長しているの?
@若い労働人口の増加
A経済の自由化政策
BITを中心とするサービス産業の躍進
Cエリート教育制度の徹底
年間、12万人のIT教育をきちっと受けた卒業生が出てくるそうです。
中間所得層が増えたからの市場があります。
インド名物の大渋滞。これを受けて、地下鉄が大人気。

ICチップ対応の自動改札、女性専用車両、想像を絶するラッシュアワー!!もはや日本の思っているインドではないのです。
都市部の住宅は飽和状態。近郊に増える大規模マンション。
中流階級のお買いもの事情。
デリー市内最大のショッピングモールでは、アメリカのトミーヒルフィガー、イギリスの子供服・マザーケア、スペインのザラなどが押し寄せています。
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この中間層を狙って、日本のあの企業が

しかし、中間層を狙って、トヨタがエティオスを発表。インドに向けて5年の歳月をかけて開発した車。
インド人になりきって開発。後ろまで届く強風冷房、ペットボトルが13本も入るクーラーボックス。値段は、70万〜130万円。ちょっと高めだが、中間層を狙った小型車です。
去年の販売台数は、約6万3000台。順調な滑り出しです。
この中間層が、巨大なマーケットになっていくでしょう。
インド経済は世界一になる

GDPの成長率が変わらずに続き、40〜50年後には世界一になる

日本の企業は、M&Aを含めて、インドにどんどん進出しています。
やり方を変えて、うまくインドと組んで成長していかないといけない!!
が、インドでは、支店長クラスでが会ってくれないので、トップが行くべし!!ということでした。


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