
覚悟の隊服、悲しいですよね。ここら辺が、新選組の悲しいところというか・・・。
よく描かれていましたが、あの通り、若い男子の集まりです。壬生狼と蔑まれた暗殺集団ではなく、普通の男の子たちだったのですよ、本当は。
だから、隊服を「赤穂浪士」のだんだら模様にしたり、「誠」の隊旗なんかも作ったりして。
ちなみに、赤穂浪士のだんだら模様は、本当はそろった衣装なんか着ていなくって(鉢金まいたり兜つけたり、恰好はバラバラ)、お芝居で衣装として始まったものです。
そんな隊服を喜んできて、旗もうれしそうに振ったといいますから、本当に「武士になりたかった農民や町人」だったのでしょうね。ちなみに歳さんはおしゃれだったので袖は通さなかったとか・・・。
ま、武士だった芹沢鴨からすると、武士ごっこをしているように映ったかもしれませんが。
で、この集団の規律となった「局中法度」。このせいで、腹を切った人は数知れず、だいたい、「斬った人数」よりも「腹を切った隊士」のほうが多かったというから、恐ろしいというかなんというか。。。
その船頭が土方さんですから、やっぱり、鬼の土方ですよね・・・。

これからも回を追うごとに、近藤さんには表の道を歩んでもらおうという歳さんの意図が見え隠れします。そこが、近藤・土方が女性に大人気なところだと思うのですが、どうでしょう?
第三回「芹沢鴨の暗殺」です。
芹沢鴨、悪の権化です。が、豊原さんがキャストという時点から、少し違和感というか、こうなるのでは?という感がありました。
悪の権化のように書かれているのに、「死に方」が、かっこよすぎます。

新選組ファンとしては、「グハッハ!!お主も悪よのう」みたいな悪者で、しかし、暗殺するときの新選組は手段が汚いので

井上和香ちゃんのお梅もお色気ムンムンでしたが、一本芯が通っていてかっこよかったですよ。
あんなにかっこよく死なれると、歳さん、かすんじゃうなあ


でも、芹沢鴨の死で、壬生浪士隊から新選組へ、芹沢鴨の葬式を大々的にして近藤さんが立派に取り仕切り、局長であるというアピールをした歳さんは、やはり頭の切れる格好いい男でした。


↓ランキングに参加しています。

↓応援してくれると嬉しいです。


にほんブログ村