2011年12月27日

アメリカの”反格差デモ”その裏事情とは?

アメリカのニューヨーク五番街にユニクロが出店しました。

世界一の高級ブランド街で、ファストファッションのユニクロがなぜ?

1%VS99%の戦いが始まりました。そんな激変するアメリカ経済を教えてもらいました。

アメリカの”反格差デモ”その裏事情とは一体なんなのでしょうか?それは、アメリカの上位1%の富裕層に、アメリカ全体の40%の富が集中しているということなのです。

このデモを行っている人たちは、自分達はその反対、つまり99%側の不公平な立場に置かれていると言っているのです。


ウォール街の給料は、平均年収推定2800万円、ゴールドマンサックスCEOの年収約11億2800万円・・・。アメリカで広がる貧富の差は酷いのです。

ズコッティー広場が、反格差デモの拠点となっています。その主役は、今まで貧しいとされてきた黒人ではなく、白人たちという驚きの実態があります。

恵まれたイメージのある白人が・・・。ホームレス支援団体の炊き出しに白人の姿も目立ちます。これが、貧富の差の実態でした。

国から発行されるフードスタンプ(食料を買うことのできるプリペイドカード)の受給者は、4500万人、国民3億2000万人の7人に1人がもらっている計算になります。その人たちが、貧困層なのです。

この矛先がウォール街に向いているのです。ここに、1%の富裕層、金融のTOPに集中しているのです。富裕層1%、中間層84%、貧困層15%ですが、この中間層の人たちが、貧困層に入っていっているのです。

中流の人たちがなぜ?

1980年代からアメリカの製造業が海外に移転。いわゆる空洞化現象が起き、人々の労働機会が失われていきました。

また、ITの発達で、インターネットを使ってアメリカ国内の仕事を、海外に移転することができるようになりました。

つまり、ホワイトカラーの仕事も失われていったのです。

ここに、資本主義の本質があります。自由競争をやっていると、勝つ人が少なくなって・・・頂点が小さくなってしまうのです。

そうして、若い人が最も打撃を受けている現実があります。

反格差デモの裏側にあるのは、”第二のサブプライム爆弾”学資ローンの貸出しです。アメリカでは、学生達の借金地獄がありました。

1年間で1000億ドル(約8兆円)の貸出しがあります。この、学資ローンの貸し出しは、特別なことではありません。アメリカでは、学生本人がお金を借りて大学に行くのが当たり前なのです。

そのローン7割が利用していて、ひとり約2万5250ドル(200万円)も借りています。

全米で、約9200億ドル(約73兆円)あり、クレジットローンの貸出残高を超えています。

22歳〜24歳の失業率は14.7%。卒業しても、ローンの返済の出来ない人が沢山いるのです。

学資ローンが抱える問題は、サブプライムローン問題と非常に似ています。さらに増えると、アメリカ経済に与える影響は大きいのです。

そのローンは、10ほどのローンが複雑に組み合わさっていて、2%の金利から8%のものまであります。それは、学費の高騰に加え、政府系ローンではまかないきれない分が、民間の金利の高いローンにまで及んでいるのです。

そして、仕事に就けない卒業生達。学資ローンの債務不履行が増えてきているのです。

そこには、まさにサブプライムローンで無理してマイホームを買ったように、無理して大学に行かせる家庭が増えたという現実がありました。

未来予測・・・

それでもアメリカは立ち上がる!!
その理由・・・
@逆張りの発想をする・・・景気が悪いことをチャンスにして起業するものが増える。
Aアメリカに海外から優秀な人が集まる・・・新しい技術が入ってくる。

アメリカは、建国240年ぐらいですが、ずっと実験を繰り返してきました。絶えず新陳代謝があって、ダイナミズムを起こしているのです。

では、日本は?

若い人が、新しい発想を持って、新しい物を作らなければ・・・新しい製品を作ることのできるチャンスを与えることが大切だということでした。

バブル時代に青春を過ごしてきた私には、申し訳ない感じがします。
社会主義も駄目になりましたが、資本主義も終焉を迎えるのでしょうか?
娘が大きくなる頃までには、景気が回復していますように・・・。

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posted by ちゃーちゃん at 16:52| Comment(0) | 未来世紀ジパング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月26日

古代日本のハイウェー〜1300年前の列島改造〜

先日BSでやっていた、古代日本のハイウェー〜1300年前の”列島改造”〜ビックリしました。
幅10メートル以上、全長6,300kmの道が古代にあって、それがなくなってしまったという驚きのお話です。

カメラを気球に乗せて、雨上がりを撮影すると、古代の道の跡が黒い影となって浮き上がってきます。それは、幅4車線の道に匹敵する13m・・・。都と地方とを結ぶ道が、どこまでも走っていました。それは、全国のあちらこちらで発見されています。

飛鳥から奈良時代にかけて造られたもので、巨大な公共事業でした。

では、どうして雨上がりに浮き上がるのでしょう?
この道路、とても水はけがよく、その両脇にあった溝に水がたまって、それが黒く浮き上がるのです。

この道は、中央集権国家と国府を繋ぐ道でした。途中には駅家(うまや)がありました。
奈良時代にはすでに、東山道、東海道、北陸道、山陰道、山陽道、南海道、西海道の7つの幹線道路がありました。

1961年に撮影された航空写真には、それが写っています。

全国に張り巡らされた道・・・。全ての古代道は、平城京に通じていたのです。

それは、全国で発見された35万点ある木簡のうち、17万点が平城京から発見されているところからもわかります。この木簡には、陸路で運んだものが書かれてありました。

また、使者は、内裏で行われた出発の儀式のあと、公文書を携えて鈴を鳴らしながら遠くは大宰府まで走りました。

今やると、1兆4000億円かかる事業を、延べ3000万人で、もちろん全て人の手で作りました。

では、それは誰の命令で造られたのでしょうか?文献にはありません。

このように、時間もお金もかかるプロジェクト・・・誰が命じたのでしょうか?

有力なのは、天智天皇か、天武天皇です。

天智天皇説としては・・・。

当時の日本は、倭国、外交情勢としては百済が滅亡した頃です。
天智は、軍を出すも、663年、白村江の戦いで新羅・唐の連合軍に敗れてしまいました。

その後天智は防人を置いたり、水城、山城を造って防衛ラインを作ります。

倭国を守るため・・・そのためには、軍隊、物資の移動のできる交通網、広くてまっすぐな道が欲しかったのです。

天武天皇説としては・・・。

大友皇子との内戦に勝ち、即位した天武。国名を倭国から日本にし、中央集権国家を築きました。その時すでに、全国の役所が機能していました。

地方の人にまで権力がくまなく示せるように・・・。国家の力を示すための古代道。

規模的に、天武天皇が時間をかけてやったと思われています。というのも、誰が命じたか?記録が残っていないのです。

では、道をどう使っていたのでしょう?

そこは、駅使といわれる人が通り、大宰府から平城京まで4日で行くことが出来ました。

また、庸や、調を納めるために、通った道でもありました。

周防国は、銅で有名で、和同開珎を作ったとされる銅山・長登銅山がありますが、この銅を使って、奈良の大仏も作られたといいます。

この道は、現在の高速道路と同じようなところを通っています。最初の高速道路の総延長は北海道を除いて6,500q、古代の幹線道路の総延長は推定6,300kmと、変わらないのです。

国の考えることは、今も昔も変わらないということなのでしょうか?

人工的に計画的に、権力を誇示するために造られた古代道。100年余りで壊されることとなります。農民達の手によって、田畑とされてしまいました。それは、時代が変わって権力者としての支持がなくなってしまったことを意味していました。

今では殆どが地面の下に眠っています・・・。


私の古代の道のイメージは、狭くって、埃っぽくって・・・という感じでしたが、古代の道は全く違ったようです。道もアスファルトのように固かったとか・・・。

それを人間の力で、木の鋤や鍬で作ったというから、すごいですよね。昔の人のほうが、根気強くて逞しかったということでしょうか?


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posted by ちゃーちゃん at 14:52| Comment(0) | テレビ番組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

金正日死去・緊急生放送

今週の未来世紀ジパング。金正日の死去に伴って、池上彰さんを迎えての、緊急生放送でした。

題は、もちろん、「北朝鮮の今後は?」という問題でした。

まず、アメリカの報道について・・・。

金正日が体調思わしくないということは、CIAでは把握していたようですが、こんなに急なこととは思っていなかったようです。

AP通信は、「北朝鮮の移り気で不可解な指導者が死亡した。」

ワシントンポストは、「核兵器で世界を脅迫した北朝鮮のリーダー」

ニューヨークタイムズは、「不可解な人物だったが、おそらく共産主義で最後の個人崇拝を維持した人物だった」

と、報道しました。この、個人崇拝とは・・・スターリンや毛沢東、チャウシェスクのことを指します。

そして、2011年12月17日8時30分に亡くなったとのことですが、そのことについて訃告文が発表されました。この訃告文は、「全党員と人民軍将兵と人民に告げる・・・」と始まっており、人民の上に共産党と軍のあることがわかります。

そしてその中で金正日は、「いかなる敵もあえて手出しすることの出来ない核保有国・無敵の軍事強国へと変貌させた」人物として、功績を称えています。

そして、その文では、正恩に従うようにと明文化されています。
「わが革命が、世を継いで粘り強く前進していくことのできる強力な政治・軍事的地盤を固め、わが祖国と民族万代の無窮の繁栄のための強固な土台を整えた。今日わが革命の陣頭には、主体革命の偉大な継承者であり、わが党と軍隊と人民の卓越した領導者である金正恩同士が立っている」

とあるのです。内容は、今までの外交方針には変わりなく・・・。ということなのですが。

金正日は、
1942年 金日成の長男として誕生。
1974年 32歳で後継者として指名されます。
1993年 51歳で国防委員会委員長に就任。軍を掌握します。
 94年 金日成死去、3年間喪に服した後、
 97年 55歳で朝鮮労働党総書記となります。

その後は、先軍政治を行い、ミサイル開発、核開発は、周知の事実です。
後継者には三男の金正恩を指名。

北朝鮮は、目上の人を敬うため、金日成の時と同様に、喪に服すかもしれません。この間に権力基盤を作り上げるかもしれません。

問題は、金正日と一緒にやってきた目上の人たちとどう上手くやっていくかにかかっているということでした。

アメリカ的には、金正日が亡くなる前に、6カ国協議の再開に向けて協議していました。そこでは24万トンの食糧支援を条件に、ウラン濃縮停止などで合意していました。
これを守るのでしょうか?

また、韓国では、国家安全保障会議が緊急招集されました。韓国軍は、非常警戒態勢に入り、緊張が高まっています。北朝鮮としては、国内の支持を集めるためには強行したいところですが・・・。

中国は、北朝鮮のために沢山の血を流してきました。やはり支えていく方針だそうです。

日本ではやはり、拉致問題がキーポイントでしょう。

いつも拉致問題の報道を見ると思うことがあります。
親って、本当に有難いものです。いつまでも、子供のことを思ってくれます。

だから、拉致問題にも、進展があってほしいですね。

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posted by ちゃーちゃん at 14:10| Comment(0) | 未来世紀ジパング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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