2011年11月04日

池上彰のやさしい経済学

〜金は天下の回り物〜
「池上彰のやさしい経済学」〜明日がわかる基礎講座〜です。

まだ、現代史講義が終わっていないと言うのに・・・。どんなのか、浮気してしまいました。♪ヾ(≧▽≦)ノ彡☆

今、日本や世界は、どうして混迷しているのか?そのために経済を学びます。

経済とは何か?それは、人類の発明した貨幣の誕生から始まりました。貨幣の誕生から、数千年を経て、複雑化する経済・・・。

経済という学問とは・・・。世の中の資源は限られています。限られている資源をどのように最適配分するかということ、全体を考えることです。

これは、池上彰さんが、京都造形芸術大学で、2011年9月に行った講義です。やはり、全部で14回あります。とっても楽しみです。

第一回、金は天下の回り物〜経済って何だろう〜

経済は難しい・・・。そう思いがちですが、経済とは、お金が回ることによって、世界が動いているということです。

コマーシャルを見て買う
家で食べるための食材を買う
外食をする
就職活動

これらは全て、経済活動です。

世の中がどのようにして回っているのかを勉強する、これが経済なのです。

経済の語源・・・明治以降に作られた言葉です。
        エコノミーを訳する時に、中国の言葉「経世済民」世を治め、民を救うから、経済と訳されました。

このほかにも、理財(お金の流れ方)と訳したほうもありましたが、経済となりました。その経済を学問としたのが経済学です。

経済は、あらゆる生活に関係しています。経済学は、難しい?金儲け?と、考えがちですが、地球上にある資源(鉄鉱石・石炭・石油・天然ガスなど・・・)の最適配分をしているのです。つまり、資源をどのようにしたら有効に使えるのか?を考える学問です。

社会主義諸国は、社会主義経済をしています。これは、資源の最適配分を、国家のエリート集団が計画を立て(五カ年計画とか。)それを計画的に行ったのですが、上手くいかずに崩壊してしまいました。中国は、社会主義ではなく、もはや資本主義経済の様なものです。

昔は、マルクス経済学と、近代経済学に分かれていましたが、ソ連が崩壊したため、マルクス経済学を教える先生がいなくなり、今は、種類は・・・

マクロ経済学・・・日本の景気、世界の景気などの大きなメカニズム。
ミクロ経済学・・・消費者・企業の細かな法則やメカニズム。

に分かれています。

経済学とは、選択の学問と言えます。資源の稀少性をどう選択するかです。
これは、石油に例えるなら、無限の石油があれば、どこにどう使おうか?なんて、考えることはいりません。つまり、経済学は成り立たないのです。

また、時間も24時間しかないから、どのように使うか?全ては選択で決まっているのです。

鉄鉱石も、採掘し鉄にしても、それを自動車にするのか、ビルにするのか、船、トラクター・・・。選択することができます。しかし、選択するということは、そのほかの物を捨てている=機会費用を払っているということです。

私達は、これを無意識に選択し、他のものを失っているのです。そうして暮らしているのです。

需要と供給で物の値段は決まります。魚や野菜など、現物のあるものは市場(いちば)で、円や$など、ないものは市場(しじょう)で、値段を決めています。この、需要と供給の曲線の交わったところで、値段が決まるのです。


このように、合理的に物事を考えるのが経済学で、この合理的に物事を考える人を合理的経済人(ホモ・エコノミスト)といいます。が、人間には、合理的に物事を判断できない人、しない人もいます。

今では、人間の心理をもっと考えたほうが良いということで、行動経済学という学問も出来てきました。

水とダイヤモンド、どちらが貴重でしょうか?その価値は場所(例えば日本、例えばサハラ砂漠)によって変わってきます。

また、どうして高級ホテルのコーヒーは高いのでしょうか?それは、高級ホテルの喫茶で、高級感を味わいたいという=1200円しても、そこでコーヒーを飲みたいという需要と供給に基づいているのです。

景気が良いとか、悪いとか・・・。それは何でしょう?
景気の「気」は、気分の「気」。つまり、給料が増えると・・・買う→使う→売れる、給料が減ると・・・買わない→使わない→売れなくなる。
景気は「気」から、という部分が多分にあります。気分によって左右されることが多いのも事実です。

この景気動向指数はどうやって調べるのでしょうか?
そこには3つの要素があります。

@先行系列(12項目)
・新規求人数
・親切住宅着工床面積
・耐久消費財出荷指数   他・・・
A一致系列(11項目)
・大口電力使用量
・所定外労働時間指数
・商業販売額       他・・・
B遅行系列(6項目)
・家計消費支出
・完全失業率       他・・・

これらが上を向いてくると景気がよくなり、下を向いてくると景気が悪くなります。

では、完全失業率とは?
15歳未満の子供、学生、専業主婦、病人、年寄りを削って、残った人たちが労働力人口です。この中で働いていなかった人が失業者です。

完全失業率=完全失業者÷労働力人口×100(%)

です。

景気が悪くなると増えますが、たまに景気が悪くても失業率が下がることがあります。これは、仕事を見つけるのを辞める人が出てきた時です。

昔は国の豊かさをGNP(国民総生産)で表していましたが、現在ではGDP(国内総生産)で表しています。それは、今は海外でも生産したり、海外の会社も日本で生産しているので、国内での生産分を表すためです。

2010年度のGDPで、42年間2位だった日本を、中国が抜きました。中国が世界の工場になった瞬間でした。

中国は日本よりも豊かになったのでしょうか?しかし、国民は日本の10倍なので、国力としては大きくなったものの、日本のほうが豊かなのです。

ちなみに経済成長率は、成長する国は、伸び盛りの国、例えば中国で8%〜10%、日本のような成熟している国で、1%をいったりきたりと言うところです。

人間の幸せはお金で換算することは出来ませんが、貧しいよりは豊かなほうが、幸せである可能性が高いと言えるでしょう。
このお金が、ぐるぐる回るのが良いのです。つまりは、金は天下の回り物。

私達は良い商品を買うことで、その企業に投票したことになります。良い商品を選んで買うということは、良い商品を作る会社が発展します。悪い商品の会社は、淘汰されることになるでしょう。

う〜ん、わかったような、わからないような・・・
金は天下の回り物というけれど、主婦にとっては、「その財布は、うちの財布でないといけないの?」と、思ってしまいます。

あ、私がいつもパパに言っている台詞でした。。。<(; ̄ ・ ̄)=3 フゥ...

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posted by ちゃーちゃん at 17:58| Comment(0) | 池上彰 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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