2011年08月26日

「カウラの大脱走」と、「シベリア抑留」

考えさせられます。
「カウラの大脱走」と、「引き裂かれた歳月〜証言記録シベリア抑留」を見ました。

8月には太平洋戦争について、たくさんのテレビ番組をしています。女なのに、何故興味があるのかというと、祖父がまぎれもなく職業軍人で、捕虜となり、帰還してきたから。

よく、戦争の話を聞かされました。鬱屈した気持ちで、どんな風に戦後を過ごしてきたか・・・。私は子供だったし、戦争のことを聞いていたつもりでしたが、10%も聞いていなかったんだろうな・・・。と、思い、今年はむさぼるように見ています。

「カウラの大脱走」は、少し前、テレビドラマでも見ました。

捕虜となった人達の物語です。オーストラリアにあったカウラ捕虜収容所。そこにはイタリア人捕虜、ドイツ人捕虜、日本人捕虜が、それぞれ民主的な町を作って過ごしていました。

が日本人たちは、そんな生ぬるい世界から脱走します。殺してもらうために。

それは、東条英機に作った戦陣訓によるマインドコントロールだったと、NHKではいっています。そう、あの「生きて虜囚の辱めを受けず」という一文が有名ですね。

当時、日本人は捕虜の何かを教えられておらず、また、その戦陣訓を全うするために大脱走をするのです。1000人以上が脱走し、射殺されたのが183人、自決したものが31人、その他は、捕虜として捕まりました。

大多数が本当に自殺や自決をしたかったのか、解りませんが、民衆意識というか、ヒステリー化しているのか、捕虜として無事に暮らしていても、心の奥底に教育された意識は変わらないのですね。



「シベリア抑留」では、本当に地獄のような日々だったのだなあと、思います。民主化という名の社会主義化、社会主義者にならなければ日本に帰してもらえない現実。そうして、10年の歳月をかけて日本に帰ってきた人達を待っていたのは、「赤」というレッテルでした。

本当に、戦後もずっとそんな差別の中で生きてこられたのだなあ・・・。と、胸が苦しくなりました。

まさに、不毛地帯でした。ドラマで唐沢くんがやりましたよね。でも、山崎豊子さんの原作では、ドラマに出来ない、すさまじいものがありました。本当のことなんだな・・・。と、改めて思います。

不毛地帯の壱岐正には、モデルがあるのですが、あの時代、他の皆さんにもひとつずつ、すごい人生があるのだなあと、改めて思いました。



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posted by ちゃーちゃん at 11:25| Comment(0) | テレビ番組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月21日

日本はなぜ戦争へと向かったのか

日本はなぜ戦争へと向かったのか?
今回は第二回、巨大組織”陸軍”暴走のメカニズムでした。

1920年代の日本の陸軍は、未だに山県有朋が作った組織のままで、日露戦争時となんら変わらない古い陸軍だったそうです。

この陸軍の刷新、改革のために結成されたのが陸軍士官学校14期から25期までのメンバーで結成された一夕会でした。

このメンバーが、陸軍省、参謀本部などを主力メンバーにおいて軍の改革に当たるのですが・・・。

やはりいつの時代も大きくなりすぎると、派閥抗争が始まって、過激な人びとを抑えきれなくなります。

その過激な人が、旅順にある関東軍司令部の板垣征四郎、石原莞爾なのです。

彼らは、中央の命令を聞くことなく、独断で武力による満州の占領を進めていきます。

ちなみに1935年に、一夕会の中心的存在、永田鉄山が惨殺されます。かれが惨殺されていなければ、大東亜戦争へと舵は切られていなかったというのです。本当?

で、リーダーの不在により、陸軍の迷走は始まります。

内閣は、国民が満州国の成立に沸いている中、それが関東軍の謀略であったとは表ざたには出来ず、そのことが、関東軍の暴走を助長することになります。

結果オーライなんて、ああ、なんだか今の官僚と同じ?

そうして、あいまいな政府のせいで、抗日運動が激化→盧溝橋事件→日中戦争へと進んでいきます。

陸軍の組織の肥大化、そうして、中国に出来た司令部なんかが大物軍人の天下り先になるなんて・・・。人員削減を訴えた官僚もいましたが、反発を食らいます。これはほんと、政府は今も同じですね。(T△T)

過激派によって、操作され、近衛内閣は政治をほっぽりだし、一夕会の東条英機内閣が成立し、太平洋戦争へと突入していきます。

時代の混乱の中、一部の過激な人達によって始められた戦争。

そんな時代の渦に巻き込まれないような国民はないでしょうが・・・。
日本の支払った命の代償は大きかったでしょうね。

そう思うと、与謝野晶子の「君死にたまうことなかれ」は、凄いなあ、と思います。正反対の意味の(戦争賛成の)詩も書いていますが、あの時代、反戦を唱えるような歌をよく作ったものだと思います。

本当に平和が一番ですね。

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posted by ちゃーちゃん at 11:45| Comment(0) | テレビ番組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月20日

最後の絆

最後の絆 ・
終戦記念特番「最後の絆 沖縄 引き裂かれた兄弟 〜鉄血勤皇隊と日系アメリカ兵の真実〜」を見ました。

日系アメリカ兵(兄)を要潤さん、鉄血勤皇隊(弟)を佐藤健君が演じていました。

先日見た「君を忘れない」には、あーこは興味を示さなかったのに、これには食いつきました。

ドキュメンタリータッチになっていて解りやすかったからか、佐藤健君がカッコ良かったからか・・・。どちらにしても、日本にもこんな時代があったことに興味をもってもらえて良かったです。

内容は、頭が良いにもかかわらず、貧乏というだけで進学をさせてもらえなかった兄・盛勇。当時は、頭の良い貧乏人の子供は士官学校に入って軍人になる方法しか出世の道はなかった(薩長土肥が実権を握っている。それは明治維新から続いているよね)が、軍人にさせたくなかった両親は、アメリカに行かせることにします。もうすぐ20歳になったら軍人でなくても徴兵される可能性もあったから・・・。

そうして、太平洋戦争に突入。硫黄島(この番組では、いおうとうといってくれていましたね。ちなみに”いおうじま”は、アメリカ人が勝手につけた発音です。)も玉砕し、いよいよアメリカ軍が沖縄に上陸します。

兵隊の人数の足りない日本軍は、まだ徴兵の出来ない沖縄の少年たち(14歳〜17歳)を鉄血勤皇隊として志願させます。この中に弟・康治がいたのです。でも、鉄血勤皇隊って・・・土佐勤皇党じゃあるまいし、明治維新から60年から経とうというのに変わりませんね・・・。白虎隊を思い出してしまいました。

そして、兄・盛勇は、アメリカで日系人として収容所に入れられるよりも、MIS(アメリカ陸軍情報部)として一人でも多くの日本人を救いたいと、沖縄にやってきます。

最後は負傷した弟をアメリカ兵の兄が救うというものでした。幼い頃の母の
教え「命こそ宝」という言葉によって、バラバラになりかけていた家族がひとつになるのです。

この時代を見ていつも思うのですが、年寄りが「今の子はなってない」とか、「我慢が足りない」とか、「軟弱だ」とか言うのが解りますよね。本当に昔の人は強いです。

それと、教育って恐ろしいです。お国のために命を捧げることをいとわないなんて・・・。七生報国とか、一人十殺とか・・・。本当に狂気の世界ですよね。

今の平和な日本に生まれて、本当に幸せと思わないといけませんね。

それにしても、佐藤健君、上手ですね。電王の頃からずいぶんと男になりました。龍馬伝の岡田以蔵で、「かわいい顔して、こんな汚い、汚れた演技をするんだ・・・。」と、思っていました。健君の以蔵は、人斬りという汚れ役だけれど武市半平太に対する忠誠心が本当に一途で、綺麗で、幕末好きの女子にはたまらなかったのでは?と、思います。

今回も、泥にまみれて眼力120%で迫力がありました。

電王ではかわいいのにね。ますまするろうに剣心が楽しみになってきました。こんなバカなことを言っていられる時代でありますように(* ̄∇ ̄*)


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ラベル:鉄血勤皇隊
posted by ちゃーちゃん at 12:12| Comment(0) | 歴史ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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